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ぎすぎす

今朝、こわい夢を見たとかでいつもより早く目を覚ましたほたる。(わたしもまだ寝ぼけていたので)ひとりでトイレに行って戻ってきて、二度寝。それがよくなかったなぁ。

二度寝するには少し時間が短く、結局いつもの時間に起こしても、いつも以上にぼんやり。わたしに急かされて急かされて、ちょっと甘えたくなったところをはねのけられて、泣きながら自分でやり、ようやく少し落ち着いてさぁ出発と思ったら、タイミング悪く玄関に人がいたため腰を曲げてかがんだら急に吐き気をもよおして、あわてて洗面所に走らされてそこで戻す。少し落ち着いたのを見て、ほたるの大事なはらぺこあおむしのグラスに水を入れて、そこでうがい。口をスッキリさせ、そのままそのコップで汚れたシンクに水をかけて流していたら、うっかりわたしの手がすべり、大事にしていたグラスがシンクの中でこなごな。落ち着きつつあったほたる、再び今度は悲鳴のような大泣き。さきほどからイライラがしていたじじ、ついに怒声。

ああ〜、もう!!!

最初のとき、二度寝させずに、わたしがちゃんと起きてしまえばよかったな。そうすれば早寝早起きのいいきっかけになったのに。結局、わたしが夜遅くまで起きていて朝起きられないのが、ほたるの早寝早起きも阻害してるんだよね。それは反省。wowもほどほどにしなくっちゃ。二度寝していなければ、ほたるももう少しちゃきちゃき動けて、わたしに急かされることもなくて、吐くこともなくて、グラスが割れることもなかったんだよね。いろいろ不運が重なったとは言え、まるきり原因のないことじゃない。やはり反省。

(ここからはものすごくグチなのでできればご覧になりませんように。)
(できるだけグチは書かないように心がけていますが、今日だけはお許しを。)

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梅ジュース(自家製)

ここ数日、梅ジュースをおいしく飲んでます。自家製です。

昨年の今頃、家の庭になった青梅(大きなボール一杯分くらい)を、洗って、はちみつに漬け込んで。

ままが1回つくっていたのを、こんな感じだったかなぁ、とおぼろげな記憶で再現。途中、一晩水に浸しておくといいらしいというちちの助言で浸けておいたら翌日黄色くなってしまっていたり、すぐ漬け込むつもりでスーパーをあちこち歩くもなかなか(値段のこなれた)国産のはちみつが手に入らず、仕方なく一旦冷凍保存することになってしまったり。洗って、漬け込む、ただそれだけのことなのに、ここまで結構、紆余曲折あって。

で、その後、放置していたわけですが。

今号のku:nelに、いろいろな梅レシピなどあって、作り方、あながち外れてはいなかったんだなとほっとして。また、週末、遊びにいった府中郷土の森公園で配られていた梅ジュースが思いの外おいしくて、うわ! と思って。

そう言えば、うちにもあるんだよな、と、翌日ひさびさにフタを開けて飲んでみたら、とてもおいしかったのでした。その日から、わたしとほたる、日に2杯ずつくらい飲んでます。さわやか〜。

梅から出る水分で薄まっているとは言え、もとははちみつですからね、使うのは毎回ごく少量。コップに氷をたくさん入れて、大さじ2〜3杯くらいの梅シロップを入れて、あとは水をジャーッと注ぐ。まだまだ当分保ちそうです。

今年ももうじき、梅の収穫。今年はシロップではなく、わが家の腹痛薬の定番、梅肉エキスに挑戦しようかなと思ってます。梅を洗って、擦りおろし、ガーゼかなにかで絞り出す。出てきた汁をじっくり煮詰めて、黒くとろっとしたらできあがり(たぶん)。ボール一杯の青梅から、ジャム瓶の底にわずかに数ミリ、と言った程度の梅肉エキスができあがります。おなかが痛いときは、これを耳かき一杯分くらいスプンにとって(毎回きれいなスプンで)。

しゃれにならないすっぱさですが(2才くらいのほたるに最初に含ませたときには、一瞬「裏切られた」という信じられない顔でわたしとままを見つめた後、大泣きしました)とてもよく効く…とわが家のメンバーは思っています。

ぬか床・その後

つづいているんですよ〜、ぬか漬け。夏からスタートして、ちゃんとず〜っと続いています。自分でもちょっとびっくり。

主に漬けているのは、まずキュウリ。これは簡単で年中手に入るから。それからじじとほたるが好きでちちとババは嫌いな、にんじん。これは彩りも兼ねて。そして、ナス。ナスは柔らかいように見えて案外漬かりづらく(だから水気を出してやらないといけない)少しコツがいるのだけれど、それもだいぶ掴めてきたかな。いい色も六割くらいの確率で出るようになりました。そして、これはちょっと変わってるかも、たけのこ。パックで売っているゆでたけのこを縦に適当に切ってから漬けます。酸味が強くて苦手な人もいそうだけれど、ほたるは大好き。そしてそして、なんと言っても、じじとほたるが大大大好きなのは、カブ。白い実の方はもちろん、葉っぱもとてもおいしく漬かります。葉っぱは、くるくるくると丸めて漬けます(でないと場所をとる)。カブは季節ものなので、冬が終わる前にたくさん食べないと!

漬けていくうちにわかってきたのは、ぬか床1kg用の容器に2kg入れては、やはり漬けづらいということ。あはは。2kgの量も入ることは入るのですが、そこに野菜を加えるとほぼ満杯になってしまうし、小さな容器にあまりたくさん入っていると、かき回しづらいですね。うふふ。それに気づいて、今は1kgちょっとくらいの量まで床を減らしました。まぜやすい。2kg以上で漬けてほしいという千束の方のお話には反してしまっているけれど。また、かき回す前には、少し面倒に感じても、一旦、野菜をすべて外に出してから混ぜた方がやりやすいですね。冷蔵庫に入れっぱなしもよくないということなので、食前〜食後くらいまでは暖かい部屋の中に置いています。

1kgのぬか床に入れられる野菜は、大体、きゅうり2本とにんじん半分、ナス1つというところ。これはわが家では二日分くらいの量に当たります。なにしろ古漬けが大好きな家族。発酵の遅い冷蔵庫では、少なくとも二日は漬けないと文句が出ます。つまりただいまぬか床、フル回転。たまに二日かけても漬かりの悪いものなどがあったりすると、食卓に並べられない日などもあったりして、

 う〜〜ん、ぬか床、拡張すべき?

でも、容器のサイズを大きくすると、冷蔵庫に入るかどうかが微妙なところなんですよね。冷蔵庫に入れないと、発酵は二倍の速度(夏はもっと)で進むみたいですから、量を倍にして発酵も倍になったのでは、さすがにちょっと供給過多。量は二倍でも発酵は今のペースでなんとかキープできないかな、と冷蔵庫に入る手頃な容器などそれとなく探しているところです。

あ、そうそう、ぬか漬けを毎食…とまではいかないまでも食卓にのぼらせるようになってから、たぶんこれが原因で間違いないと思うのですけれど、ほたるのおなかの調子がかなりよくなりました。3〜5日に1度ほどだったものが、2日に1度ほどに。ヨーグルトと同じような効果なのでしょうか。ちょっとうれしい。

塩かげんも漬かり具合も自分で調節できて、思っていたより手間のかからないぬか漬け。味や匂いに抵抗のない方ならば、おすすめです。ぜひいっしょにぬか漬けライフを。

キッチンツール・その後

ひと月前にまとめて購入したキッチンツールたち。

なにより重宝しているのは、柳宗理のガラスボール。ふたつ増えただけでぐっと下ごしらえがラクになりました。まんまるではない(たぶん人間工学的に考え抜かれた)フォルムも、使っていて本当に心地いい。こころからおすすめです。

同じ柳宗理のステンレスざる、ノーブランド(たぶん業務用?)のステンレスバット用網も便利に使っています。fogのリネンゴミ袋バッグ、キッチンクロスも。

逆に、あまり使っていないのが、fogのカフェエプロン。これは、わたしになかなかエプロンをする習慣がつかなくて。それから、ごめん、リバーライトのフライパン、これもまだ使いこなせていません。いいもののはずなのに。セカンドパン用にと思ったその小さめのサイズも出番を少なくしてしまっているかも。ないときには「あるといいのに」と思ったけれど、いざあると、案外、使う機会ってないものなのかな。気持ちに余裕のあるときに少しずつ慣れていきたいと思います。

こないだあれだけ買ったけれど、まだまだキッチンツールでほしいものはたくさんあって、

 ・洗いカゴ(食器の水切りカゴ)たぶん国分寺で買う
 ・野菜入れ(素焼きがいいかな)
 ・なべつかみ(手袋タイプではないもの)たぶん無印で買う
 ・おたま(小)
 ・まな板(小)(集成材ではないもの)たぶん国分寺で買う
 ・キッチンタイマー
 ・キッチンタオルハンガー
 ・ステンレスの鍋整理用棚(台所出窓用のスリムなもの)たぶん国分寺で買う
 ・ステンレスの調味料棚(台所出窓に置く)たぶん国分寺で買う

などなど。1つ1つ気に入ったものを見つけていくのは大変だな〜と思っていたけれど、このあいだも書いた国分寺の新しいお店で探していた感じのものをたくさん見つけたので、かなり一気に片がつきそうでうれしい。スペースの割には(駅ビルだからそれなりにテナント代も高いだろうと思うのだけれど)それほどどんどんモノが売れていくお店にも思えないから、なくなってしまう前に行かないと!

ババと台所

毎日、夕方から、ババと台所に立っています。

何もすることがなくて(時代劇チャンネル見て、お酒を飲むことくらいしかやることがなくて)このままではあっさりぼけてしまいそうなババに、会話と、やることを提供するために。そして、ままから教われなかった料理の知識をわたしがババから教わるために。

味覚も視力も食事への熱意も最近ではあまりなくなってしまったババに主要部分をまかせるのはもはやちょっと難しいかなと思って(本当はその辺りを任せるのがいちばんのボケ防止かなとも思うのだけれど)、実際にはこれ切って〜あれ洗って〜と簡単な下ごしらえを手伝ってもらっているくらいだけれど、それでも学ぶことは多い。この野菜はしばらく水につけてあく抜きしておく、だとか、これは茹でた後にすぐ水にさらした方がいい、だとか。料理の本に載っていないそんな小さな知識を仕入れられるのはとてもありがたい。

なにより、ババと台所に立つようになって、初めて知ったことなのだけれど、ふたりで台所に立つのって、楽しい!

おしゃべりと。
互いの手を見ながらの連携と。
二倍のスピードでできあがっていく料理と。

こんなに楽しいことならば、ままとも一緒に台所に立てばよかったなぁ。ひとりで立ってもふたりで立ってもどうせ同じだと思っていたけれど、こんなに違うものなんて。娘とふたり台所に立つこと、ままも憧れていたのではないかなぁ。ようやく退職して、ままにも時間の余裕ができて。わたしも同じ家にいて。もったいないことしたなぁ。

母と娘、湯布院あたり行きたかったとか、ランドセルいっしょに選びたかったとか、ほたるがもちょっと大きくなったらケーキバイキングに行きたかったとか、いろいろ、いろいろ、あるけれど、でも今ならいちばんやりたいのは、いっしょに台所に立つことかもしれないなぁ。