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反抗期

今、振り返ると、今月に入ってからくらいでしょうか、いよいよ本格的な反抗期に突入した模様です。

それまでも、気の強いほたる、その時期その時期、いやいやはあったのですが、今回は「ものがわかった上でのいやいや」だから、なかなか手こずります。

いや、でも本当はそんなことではなく‥。

なんでしょう、この反抗期ってものは、反抗されることそのものよりも、その反抗の仕方が、これまでの育て方を如実に反映しているようで、つまり自分の投影のようであって、それに立ち向かわなければならない理不尽さ、自分の(親の)身勝手さ、そういったものを突きつけられるようで、それが、本当につらいです。

何かがうまくいかないとすぐモノを放り投げるほたるに注意しながら、でもこれって怒ってるときの自分の荒っぽい態度とそっくりだよなぁ、とか。

ごはん食べながら遊ぶほたるに「いけない」と言いながら、でも自分は毎朝新聞読みながらごはん食べたりしてるよなぁ、とか。

あまりモノを大事にしないほたるを見て、ああ、普段モノを与えすぎているかなぁ、とか。

ほたるを叱りながらも、すぐにその原因が自分にあることに気づき、うしろめたく、顧みて反省しつつ、自信を失う日々です。

第1次反抗期、なんて、まるで、こどもが反抗しているような言い方をするけれど、その実、親の第3次(第2次?)反抗期なんじゃないか、とか‥。いや、反抗期というより、反省期か‥。

自分が親にされて、イヤだな、と思ってきた、親の嫌いな部分が、今の自分にほとんどそのままの形で入ってきているのを、ほたるを叱りながら感じ、そしてそれをまたほたるが受け継ごうとしているのを見ると、もう、なんというか、児童虐待ではないにせよ、親子の連鎖ってこういうものか、と、愕然としてしまう。短気なわたしだけれど、なんとかこの短気な部分を押し殺して、連鎖を断ち切らねば。断ち切れないまでも、細い細ーい鎖に変えていかなければ。

一体、今日のわたしになにがあったのか?(ひさしぶりに父親とぶつかったのです。)