Monthly Archive for 2月, 2000

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林檎。

見た見た見た見た?NHKポップジャムの林檎嬢。TV露出がほとんどない林檎がいきなしNHKに登場なんてビックリ。大抵ハヤリ物ってNHKか新聞に載った時点でブーム終了〜って感じだけど今回のNHKはちょっとやるぢゃんって思った。

かわいいねー。かっこいいねー。歌じょうずー。林檎姫ラブ!前に日記に書いたときには、林檎ファンって(あんな格好だし)男の子が多いのかなと思っていたけれど、わたしが密かに集めている女の子日記リンクを巡回していたら、女の子に絶大な人気を誇っていることがわかってすごいウレシイ。林檎はコんなだしアんなだけど、実は曲はすごいかわいいんだよね。歌詞がかわいい。胸キュンですよ。キャー。

週末は、うちの家族(除く弟)と妖精様で熱海に行ってきました。くたびれちゃったかな?妖精様。ひさしぶりの海!ひさしぶりの写真!うーん、来週はゆっくりしよう。

インターネット元年(回顧モード)

鬼はー外ー福はー内ーって感じで節分ですね。豆、買いましょう。

とまあそれは置いといて、インプレスのINTERNET Watchに面白い記事が載っていました。題して「キーワードとデータで振り返る4年前のインターネット」。このINTERNET Watchが創刊されたのがちょうど4年前だそうでそれに伴う企画なのですが、4年前の1996年、みなさんはどんなネット生活を送っていましたか?この1996年というのは「インターネット元年」(そういえばなんとなく聞き覚えがある)だそうで、学術ネットワークとしてのインターネットが一般層に広がっていった、そんな時期なんですって。「インターネット黎明期」という言葉も使われていました。

わたしがインターネットにはじめて繋いだのは、1995年9月。雑誌の付録についていたBEKKO(AME)の1か月間無料接続キットを利用してでした。このBEKKOの接続はもちろんBEKKOのことですから半年後につないでみてもまだつなげてアラマァだったのですが、まそれは余談として、実際にきちんとプロバと契約したのは同じ1995年の11月のことでした。プロバ名は‥忘れました。覚えているのは、当時はまだ0425区域にAPを持っているプロバは少なかったってことくらいですね。そして翌1996年(インターネット元年!)1月、弟と一緒にヘンなwiz系のページを立ち上げました。仲良し兄弟。ちょっとだけ元年に先駆けてますね。イエイ!

インターネットに移行する前は、Nifty-serveに加入していました。その頃はわたしみたいなパターンが多かったんじゃないでしょうか。就職活動中(就職活動停止中…)でかなり時間があったことも手伝って、FROCK/FINTといったフォーラムでアクティブでしたね。でもそんなパソ通(…)をやっている人にとっても、まだインターネットってなかなか手を出せない「ちょっと難しそうな世界」だった気がします。ちなみに弟はBBS(掲示板じゃないですよ)からの移行でした。BBSって今でもあるのかな。
そんなこんなの思い出が駆け巡ったインプレスの記事。4年前すでにインターネットはじめてたぞという人にとっては懐かしい内容です。スゴイ勢いで(この世界が)広がってるなとは体感していましたが、改めて数字で見せられると「ヤッパリ」という気持ちになります。みなさんもゼヒ!

++ INTERNET Watch 「4年前のインターネット」に関する記事。

カブレ

イギリスという国は好き。高校のとき映画「Another Country」でこの国の空気に魅せられて、大学ではじめてこの土地を踏んで。初めて行った土地で「初めてという気がしない」と感じたのはこの国が最初でした。別に「わたしは前世ここで生まれたー!」とかそういう強烈な気持ちではないのだけれど、空気がすんなり自分に溶けるのを感じたのです。
イギリスという国がそういう国なのかもしれない。これまでの歴史の中で様々な民族が、入っては出ていった土地。だから、土地が人を受け入れることに慣れているのかもしれない。日本人だからと言って好奇の目で見られることも少なく、かと言って無視されるでもない。(もちろん田舎に行けばあります。)明らかに西洋の風貌の人が、明らかに東洋の風貌であるわたしに道を訪ねてくるような土地。イギリスは面白い国です。

かと言って、カブレるのはどうかなぁと、わたしは思います。憧れるもよし。部分批判、部分賛美もよし。でも、「なんでもイギリスはよくって日本はだめ〜」の類いの本が書店に並んでいるのには閉口します。長い年月をかけてそれぞれの民族がつくりあげてきてる「国」というものに、そう簡単に優劣をつけられるとは思えない。そう言った意味で、今やイギリスエッセイ界の大御所、林望の3冊目以降は(わたしにって)NGです。

バランス。中立。公平。イギリスの体質を表わすとそんな言葉になるのかなと思います。民族、階級、年齢、性別、いろんな人種がそれぞれ自分の思う方向にベクトルを向けていて、結果的にそれが真ん中辺りでうまい具合にバランスを保っている。保っているだけに、新しい方向に進もうとするとき、腰が重くなりがちではありますが。結束しよう、結束しよう、と内に内にベクトルを向けて、なにかの弾みで1つのベクトルが外に飛び出したとき一気にその方向に突き進むアメリカとは(どちらがいいとか悪いとかは置いておいて)大きく違うなぁと思います。

最後に。イギリスの誰だかが言った言葉です。

「僕は君の意見には賛成できない。けれどもし、君のその意見を封じようとする者があるなら、僕は断固としてそいつに立ち向かっていく。」

固い言葉で言うなら「言論の自由」ですが、反対意見にもきちんと存在する権利を与えようとするこの考え方。自分もこうありたいな、と思うことの1つです。

++ イギリスはおいしい 林望 平凡社 1991(1冊目)
++ イギリスは愉快だ 林望 平凡社 1991(2冊目)