Monthly Archive for 10月, 2000

弁慶。

わが家に猫がやってきました!

数日前、洗濯しようとテラス(いい響き)に出ると、エアコンの室外機の上にノソリとおデブな三毛猫が。一旦はわたしの気配を察知して室外機から飛び下りましたが、わたしが気にせず(内心スゴクわくわくしてたのだけど、気にしてないよという風に)鼻歌を歌いながら洗濯をつづけていると、またノソリとその場に寝転んで。

実家の庭はいつも近所の飼い猫たちの獣道になっていたので、行き交う猫に勝手に名前をつけては慈しんでいましたが、ここは(安)アパート。ペットを飼うことはもちろん許されず、かつ、ちょっと変わった地形ゆえにご近所と呼べるご近所もないような感じ。猫好きのわたしにとっては少しさみしい場所でありましたが‥。

その日、室外機のそばに寝転んでいた「弁慶」は、日が出て気温があがるとともにどこかへ姿を消しましたが、今日お昼ごろ、外から戻ると、またもや室外機のうえに彼の姿が。(あ!三毛猫だから彼女か。)

これから冬にかけて、陽当たりのいいわが家のテラスが弁慶のお気に入りの場所として登録されたようで、なんだか家族が1人ふえたような愉快な気持ちです。

どうりできもちい

お肌の曲り角をすぎて早数年。それまで肌のことなんてほとんど意識したことなかったけれど、なんとなくくすみが目立つようになって、なんとなーくハリがなくなったような気がして、1年ほど前から無添加のfanclにお世話になることにしました。

それまで化粧品コーナーなど通り過ぎるだけだったわたし。いざfanclのお店に行ってもどうも勝手がわからず、結局はお店の人の助けを借りることに。あのぅ、お化粧をするとかでなくて、夜寝る前とかに肌を手入れするためのなにかがほしいんですけど‥。たどたどしくしゃべるわたしに、おねえさんはやさしく微笑んで「はい、基礎化粧品ですね。」ああ、そういうのを基礎化粧品と言うのかぁ。

手に入れたものは、fanclの中でも基本中の基本。ワン・ツー・スリーステップの、洗顔パウダーと化粧水と乳液(すべてさっぱりタイプ)。それから、牛乳からつくられているという例のスポンジです。細かい泡のたて方から、化粧水のつけ方まで、おねえさんはわたしの間の抜けた質問にすべて丁寧に答えてくれました。

家に帰ってさっそくチャレンジ。細かい泡をたてたスポンジで顔を軽くマッサージ。その洗い流したときの気持ちよさと言ったら!それまでも母の使う洗顔クリームで顔を洗ってはいたものの、さっぱりはしても、こんなにツルツルになることはありませんでした。おまけにちょっと泡が目に入ってしまったのに、しみない!(もちろんすぐに流したけど。)さすが無添加だわ〜とすっかりfanclはわたしのお気に入りとなったのでした。

それまで化粧って、ダイエットと一緒で仕方なくやるものだと思っていたけれど、実は楽しいものだったのね。最近では、men’s用(men’s用って言葉として間違ってるけど)、baby用、middle age用なんかもあって、お金さえあれば、もう誰かれかまわずプレゼントしまくりたい感じです!

++ fancl 発想の1つ1つが素晴らしい。

さぶさぶ。

一気に涼しくなりましたね。明日はひさびさにいい天気らしいので、そろそろこたつ布団でも干しておこうかなと思ってます。

さて、きのうのつづきで、陶器の話。以前は洋食器にばかり目がいっていたわたしですが、数年前、ちょうどカメラを手にしたころから、日本のものにより興味を持つようになりました。和物の陶器では、山形県・平清水焼の雷神窯でつくられる青磁に強く惹きつけられます。平清水焼は、日本全国の窯の中ではさほど有名というわけでもなく(日本の窯30選くらいには入ってくるかな)、なかでも6窯中1番の新参者である雷神窯に至っては、ほとんど知られていないのではないかな。空手家から転向したという陶芸家が窯主の一風変わった窯元です。

ひと言で青磁と言っても、その風合いは多種多様。しっかりした色のものから限りなく白磁に近い淡い色のもの。厚手(に感じられる)のものから、触れるのもためらわれるほど薄く焼かれたものまで。

雷神窯の青磁は、水をたたえたような透明感にあふれています。残念ながらまだ本物を手にしたことはないのですが、写真で見るたび目を奪われます。藤原三代の平泉、芭蕉の句で有名な山寺とともに、いつか3泊4日くらいでこの雷神窯を訪ねられればと思っています。

ロイヤルコペンハーゲン。

ロイヤルコペンハーゲンのカップをネットオークションで落札しました。カケあり、ソーサーなしのキズものです。それでも普通ならカップ&ソーサー1客で優に1万は越えるロイヤルコペンハーゲンが、カップ2客で?1300+送料というのは安いですよね。もちろん、通常の飲み物用としてはちょっと使えないので、春になったらタンポポでも摘んで一輪挿しにするつもり。ハーフレースのカップに黄色いタンポポ。台所でカイワレダイコンの栽培なんかもいいかもなぁ。