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ひさびさに心ときめくものを見つけてしまいました。ピンホールカメラ。針穴写真なんて風にも呼ばれます。昔、学研のふろくについてきた日光写真と同じくらいアナログな、でも、どうしてそれで写真が撮れるのか仕組みを考えるととてもふしぎな、そんな、カメラの原形のようなカメラです。
ピンホールカメラ自体はもう何年も前に存在を知って一度熱烈に興味をもったのですが、撮ったあとの現像処理がわたしには敷居が高く感じられ、あと一歩が踏み出せないまま、やがて記憶の奥に消えていったのでした。
そんなピンホールカメラの初心者向けセットが、インスタントカメラメーカーのポラロイドから昨年夏に発売されていたことを知りました。約1年前！わたしとしたことが、随分と情報を遅れて入手したものです。ポラロイドから出ているだけあって、フィルムにはポラロイドフィルムが使われます。つまり、わたしがまたぐ勇気を持てなかった「現像」という名の難関を、これで容易にまたぐことができるようになったわけです。
お金を貯めて、買おう。ぜったい。
++ ピンホールフォトキット ポラロイド社のキットです。
もちろん、もうチェックした？
な〜んて、わたしもチェックは遅かった方（2-3週間前）なのでえらそうなことは言えないのだけれど。「100年に1度の歌声」なんてコピーを聞くとなんだか陳腐だけれど、確かにその声は印象的で、ひさびさに、これは（早く買っておかないと）やばいでしょ、とCD屋に走らされたボーカルでした。
買ったのは、インディーズ・ミニアルバムの2枚。自分で曲を書く人ではないらしく、収められた曲はみな他の人からの提供（詩はいくつか自分で書いています）。それもあってか、洋楽、邦楽、曲のタイプはまだバラバラで、どれも歌声はすばらしいのだけれど、どの方向で行くのか今はまだ模索中なのかなという印象。メジャーでのアルバム第1弾をどんな風にまとめてくるのか、ちょっと注目しています。
++ OFFICE AUGUSTA 元ちとせの所属するレーベル
あちこちで「おめでとう」を言ってもらいました。どうもありがとう〜。ここを見てる人なんて2-3人くらいしかいないだろうと思っていたので、ちょっとビックリ。
そんなわけでつわりは1月いっぱいくらいで無事終わりを告げましたが、辛いのはつわりだけ‥ではありませんでした。がっくり。
狼男が10か月かけて人間から狼に変身するとしたこんな感じ？
デビルマンが10か月かけて変身するとしたらこんな感じ？
とにかく脳ミソから足の先まで、身体のすべてが出産に向けて（勝手に）着々と準備を進めている感じ。小学校高学年から高校にかけての成長が第2次成長期なのだとしたら、これはそれを10か月で駆け抜ける第3次成長期といった風。まったく自分の身体が暴動を起こしているようなのです。
ホルモンの影響によって、骨の形が変化します。体毛の濃さが変わります。身体の色が変わります。使う筋肉が変わるため筋力の足りない部分は常に痛み、子宮が大きくなるにつれ内臓を圧迫するためトイレは近くなったり遠くなったり、なんのせいだかわからないけれど髪は傷みシミはでき‥。
妊婦さん日記なんかを探してみると、同じような妊婦さんはいっぱいいて、情報もたくさんあって。それなのにこれまでな〜んにも知らないできたことにわれながら驚き、こういった情報って本当に切羽詰まるまで入ってこないのよねぇ（そう言えば結婚のときもそうだったよねぇ）とため息をつき、せめて、ここを覗いている人たちが、どうやら妊娠って思ってるより大変らしいな、とおぼろげながら感じてくれたら、ちょっとは救われる妊婦さんもいるかもしれないなぁなんて、思ったり（‥思わなかったり‥）しています。