お誕生日

ほたるさん、ついに1才になる!

せっかくなので誕生日当日に日記をつけたかったのだけれど、当日翌日と夜ひさしぶりに早く寝てしまい、結局、今日に。

1才かぁ。ううむ、1才。外から見たらきっと「え、もう?」って感じなのだろうけれど、内側にいるわたしにとってはそれはそれは濃厚な1年で、決してあっという間ではなかったなぁ。記憶にある限り、もっとも密度の濃かった1年。自分の誕生日ではここ数年感じ入ったことなどなかったけれど、赤ん坊の初めての誕生日というのは、なんとも感慨深いものですなぁ。

思えば、生まれたばかりの日。あまりに小さく儚げで、ちょっとでも目を離したら死んでしまいそうだったほたるさん。自分の隣にいる「不思議な生き物」が気にかかって気にかかって、母になったわたしはほとんど5分おきくらいに目を覚ましては、赤ん坊の生存を確認してました。

1か月の里帰りから自宅に戻っても、食いしん坊で飲みすぎるのか、わたしのゲップのさせ方がヘタだったのか、吐き戻しの多かったほたるさん。夜中に「コポ」なんて、喉からヘンな音が聞こえる度に、自分の吐き戻しで窒息でもするのではないかと、即座に目が覚めたものでした。この頃は、そう、まだ川の字の真ん中は(ちちにつぶされないように)わたしでした。

ほたるが真ん中に寝るようになったのは、首が座って、寝返りが打てるようになったかならないかくらいのときだったでしょうか。ちちの「ははばっかり寝顔が見られてずるいなぁ」の一言がきっかけでした。まぁ、これくらい力がついてくれば、万が一ちちにつぶされかけても自分でもがくだろう、とその夜から定位置は変わりました。

そして今。1か月ほど前から、ほたるさん、すごい寝相です。あっちへゴロリン、こっちへゴロリン。先に寝かせて隣の部屋で仕事などしていると、寝ようと思ったときには、寝る場所がなくなっていたりします。ちちやははにつぶされるどころか、ちちやははをつぶしかねない勢いです。(事実、ちちにはよく乗り上げています。)ここまでくれば、もう大丈夫。SIDSなどの心配はもう必要なさそうです。

子育てって本当にタイヘン。そして面白いことに(?)そのときどきがいつも一番大変に感じます。あと少ししたら楽になるのかも。そう思いつづけて1年。何かが楽になると、また別の大変さが現れて、結局は、いつも赤ん坊に振り回されっぱなし。そんなことがもしかしたら一生続くのかもしれませんね。タイヘン。大変だけど、面白い。

ほたるさん。基本的にはごきげんだけれど、ときどきキカンボウなほたるさん。好奇心旺盛で、じゃじゃ馬で、大胆だけれど、慎重な面があったり、細かいところがあったりするほたるさん。できれば今のこの生まれ持った性格を、親の(大人の)都合で変えることなく、まっすぐ伸ばしていってあげたいなぁと思います。あとは、自分の頭で物事を考えられる人になってほしい。

ま、なんにせよ、とにかく元気に.健康に。大きな病気や怪我なしに、すくすく育って大きくなってくれることをどんなにか願ってやみません。

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