Monthly Archive for 5月, 2008

昨日のあれこれ

昨日は、体調もよく、天気もよかったので、病院帰りに羽を伸ばしてきました。

ただいま1クール3週目。来週からは2クール目がはじまり、また10日ほど半寝込み状態になってしまうし、それが明けた頃にはヅラ生活に突入していそうだし。今のうちに自毛を満喫! 

  • まずは伊勢丹に直行。いつもの店でジーパンを買いました。やせるどころか1サイズあがっていてショック!
  • 裾を直してもらっている間に、こども服売り場へ。特に買う予定はなかったのだけれど、ZARAで白いワンピに一目惚れ。値段も手頃だったのでほたるへのおみやげに〜。
  • ついでにマグを見に、食器売り場にも。が、残念、目指すアイテムは切れていた。ふぅ。
  • さらにおまけに文房具売り場へ。ここで思いがけず、とんでもなく興奮するアイテムに遭遇。MIDORIの伊予和紙レターシリーズです。かつてはG.C.に比べると、紙質といい、縦横の大きさといい、中のデザインといい、どうにもやぼったかったMIDORIですが、何年か前からぐっとよくなっている気がします。以前は、裏を返さなくともG.C.を言い当てられる自信がありましたが、最近ではよく間違えます。MIDORIがよく研究するようになったのか、あるいはもしかしてG.C.の中心的などなたかがMIDORIに移られたとか?と勝手に想像しています。でで、その伊予和紙シリーズ。名前の通り、和紙を使っているのですが、対象を比較的若い人(と言っても中高生ではなく20-30代の大人)に設定している様子で、和紙を使いつつも、大きさ(G.C.の黄金比率にきわめてよく似ている)デザイン、共にとてもモダンな感じ。和紙と色合いの落ち着き、デザインと形の若々しさ。洋と和、今と昔のいいとこどりのような感じで、もうすっかり夢中になってしまいました。お店の方に伺ったところ、昨年秋にも同じシリーズで秋柄が出ていたとのこと。うう、見逃していたなんて。おまけにこの夏の5柄(それぞれに便箋、封筒、はがき、一筆箋、ひとこと箋、が用意されています)の中でいちばん気に入ったものはすでに在庫切れ、メーカーさんでも品切れとのことで、ああ〜。ひとまずその柄の一筆箋だけでも確保。あとはネットで探しますよー。(追記(同日):MIDORIのサイトで見たところ、秋よりもっと前からありそうな感じでしょうか。すでに本家ショップでも売り切れがあるようなので、あとで他の店も探してみます。かさねの色目というシリーズも素敵そう。これまで気づかずほんとうかつでしたー。)
  • お昼は、暑かったこともり、もともと大大大好きな冷製パスタがどうにもこうにも食べたくて仕方なくなったのだけれど、さすがにまだやっていそうなお店はわからず、とりあえず以前入っておいしいなと思ったイタリアンに行きました。残念ながらやはりまだ冷製はやっておらず、でもパスタ、おいしかった。ランチについてきたサラダもおいしくいただきつつ、途中、あ、しまった、生もの食べちゃったと思いつつも完食(本当は今白血球がもっとも下がっている時期なので、野菜、くだもの含め、生ものは避けてねと言われていた)。帰ってきてから、おなかこわす。あはは。
  • 調子がいいとは言え、先週の土日に調子に乗って家族で出かけたら、ものすごい体力落ちていたので、どうかな〜と思ったけど、この日はまだまだ行けそうだったので、ずっと行きたかったビックカメラにも寄る。すっかりB1Fのつもりでエスカレータを降りたら、カメラ売り場が2Fに移動してた。ふぅ。ここで、R8とGX100とF100fdとG9をずっとずっと見比べ、気づけば小一時間。新しいデジカメはこの1年くらいずっと欲しくって、でも心を決められなくて。見比べると、どれも長所短所あるんだよね。特にわたしの場合、予算と重さの関係で、趣味で撮りたい風景写真と、動きの早いこども写真を1つのカメラで済ませたいなんて思っているものだから(しかも一眼ではなくコンパクト)なおさら。でもいろいろ触ってみて、ああ、やっぱりR8なのかな、とほぼ気持ちを固めて帰ってきました。こども撮りには弱そうだし、青味がかっているのもちょっと残念なのだけれど(色的にはR7の方が好き)、言われるように、操作性がとてもよくて。オールマイティ(逆に言えば無難?)という点ではG9かなと思っていたのだけれど、R8を触った後では、操作にとても迷いました。週末あたりようやくR8がわが家にやってきそうです。
  • 帰り道。自分の目がもうカメラになっているのが、おかしかった。電車の中でも、あ、あの人撮ってみたい、とか。ぱっぱっと構図を浮かべてしまう。そうそう、カメラってそうなのでした。しばらくカメラに趣味としては触っていなかったけれど、やっぱり楽しいな、とうきうきしながら帰ってきました。

さてこれで、ひとまずやりたかったことはみなやれた気がします。脱毛、いつでも来い!(ただ、まゆげをどうしようかと思っている。)

抗がん剤

ご報告遅れましたが、ゴールデンウィーク明けの先週水曜(7日)から、抗がん剤スタートいたしました。

抗がん剤と言っても種類いろいろなわけですが、わたしのやるのはCAFと呼ばれるもの。これを3週間1クール×6週間こなしていくことになります。最短18週? 途中、体調がわるかったりするとお休みになる週もあるようなので、まあ、半年くらいの道程になりそうです。

 1週目 C シクロフォスファミド(エンドキサン)
     A アドリアマイシン
     F フルオロウラシル(5FU)
 2週目 Fのみ
 3週目 おやすみ

吐き気など、目に見えて副作用が強いのは最初の週。2-3週目には白血球が減るため、感染予防が大事になり、白血球が増えてきた頃を見計らって次のクールに進むという感じ。毎日8回うがいをして5回歯をみがくように言われてますが…。忘れちゃうよ!

さて、その1週目がようやく終わろうとしています。

初日。つらかった〜。吐き気吐き気とよく聞くので、つわりのひどいものを想像していたのですが、わたしの場合、吐き気よりも全身のだるさ、倦怠感がひどかった。つわりよりはインフルエンザに近い感じでした。声を出したくとも力が出ない。体温を計りたくとも体温計が振れない。動くものを見ると目が回る。息も絶え絶え。ベッドでぐったり。うへ〜しんどい〜。これが急性期でした。寝たいのに眠れない。ただ、夜中、2度ほど胃の中のものを出したら、少しスッキリしてそこからはぐっすり眠れました。

2日目。前の晩と比べると明らかに調子がよくなっていました。ほたるを保育園に送って、macの前に座れる程度には。ただ、疲れが出るのか、夕方からは下降↓。夕飯の支度は、途中かがみこんだりしながら、休み休み。ほたるのお風呂も早めに帰ってきてくれたちちにお願いしました。でも、思っていたより元気。いつもの…6割ぐらい?

3日目以降。初日に比べると2日目が劇的によくなったので、以後、ぐんぐんよくなるのかと思ったら、案外そうでもなく、じわじわだらだらと疲れやすく気持ちの悪い日々が続いています(まだ今日も)。この、後から来る吐き気(と言っても、わたしは初日以外は戻していないのだけれど)は、確かにちょっとつわりに近いかもしれない。食べると気持ちが悪くなる、でも、空腹でも気持ちがわるくなる、だから間食間食となんだかずっと食べ続けている感じ。副作用で便秘気味ということもあり、体重が減るどころか増えてるよ! 食欲はそんなわけでかなりある状態だけれど、悲しいことに、本当に悲しいことに、ごはんがおいしくない。おいしいはずの、どう考えてもおいしいはずのごはんのおいしさが、いつもの4割減くらい。よく年を取ったり病気になったりするとごはんがおいしくないと聞くけれど、それがこんなに悲しいことだとは思わなかった。そしてどんなにわたしが食べることが大好きなのかもこれまで気づかなかったよ〜。珈琲豆乳のおいしくないことがこんなに悲しいとは。吐き気がもうちょっとあってもいいから、ごはんをおいしく食べたいよ! 便秘気味なのもちょっと深刻です。よくある便秘(旅行で数日我慢したら…みたいなもの)とは違って、腸が動くのを忘れてしまったような、そんな感じの便秘です。動く気配がない。律動がない。大丈夫なのか。これはちょっと医者に相談してみようと思います。

でも、総じて、わたしの副作用はたぶん(副作用が)強いと言われるCAFにしては、軽くて済んでいる方なのだろうと思います。ひどい人は、1週間寝込んだり、もっとひどいと入院になってしまう人もいるということだから。

もっと急性的な、一気に悪くなって、その後、一気に回復して! みたいなのをイメージしていただけに、1週間たってもまだ60%くらい〜という現状にはちょっとがっくりだけれど、まぁ、仕方ない、これがこういうものならば、そのつもりで仕事やらなにやら調整していくしかないなぁ、という感じです。長距離走は苦手だけど、がんばるぞ〜。

と、いうことで、今日はこれから1クール。2週目の点滴です。Fのみ。副作用皆無だといいなぁ。無理?