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Posterino・その後(郵便はがき送付サービス終了)

ポストカードを気軽にデザインできるアプリPosterinoですが、2009年6月末をもって、郵便はがき作成&送付サービスを終了するとメーカーより連絡がありました。

以下、メーカーブログの該当記事をおおざっぱに訳してみました。

今日はみなさんに残念なお知らせをしなければなりません。the Swiss Postの小規模事業向けポストカードサービス終了に伴い、Posterinoの郵便ハガキ作成&送付機能も2009年7月1日をもちまして終了となります。

幸い、これまでに買っていただいたクーポンにつきましては、7月1日以降もお使いいただけます。ただし、今後はPosterino内の郵送機能を利用する代わりに、the Swiss Postのウェブサイトより手続きしていただく必要があります。

  1. Posterinoでハガキを作成します。
  2. ツールバーより「エクスポート」を選択、そこで「ディスクに保存」を選んでください。
  3. the Swiss Postのはがき作成サイトに行きます。ページの左上で利用言語を変更することができます(※日本語はないようです)。
  4. 「Private customers」を選んでください。
  5. 「Design postcards now」ボタンをクリック、「Use own images」で先ほど保存した画像ファイルを指定します。
  6. ハガキ作成が終わったら、購入済みクーポンのコードにて支払いをします。

わからない点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

郵便はがき作成&送付サービスは、Posterinoの機能の中では決して大きなアピールポイントではありませんでした。が、わたしはこの機能をとても気に入っていましたので、手放さねばならないことを残念に思います。同じ気持ちの方もいらっしゃいますよね。ですから、今後も代わりとなるサービスを探していきます! もしPosterinoに向いていそうなこうしたサービスをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひわたしたちにお知らせください。

今回はじめて知ったのですが、Posterinoの郵便はがきサービスは、スイスの郵便局(?)が行っているこうしたサービスを利用したものだったのですね。Posterinoのスマートなデザインに比べ、できあがって送られてきたものが今風とは言いづらいものだったり、Posterinoがきれいに日本語化されているのに対し、郵便はがきでは日本語が通っていなかったりと、そのちぐはぐさに首を傾げていたのですが、それはこういう理由だったのだなとようやくわかりました。

郵便はがき作成&送付という機能は、少なくともわたしにとってはPosterinoの魅力の半分くらいを締めていたものでしたので、正直、とても残念です。メーカーも無念だろうなと思います。が、それがなくなってもなお、Posterinoのはがき作成におけるインターフェイスは素晴らしいものですし、また今回のメーカーの対応にも感心させられましたので、今後もPosterinoを応援していきたい気持ちに変わりはありません。

願わくは、the Swiss Postのそれよりももっとzykloidの優れたデザイン性が活かされるような類似代替サービスがうまく早く見つかりますように(もちろん日本語も通って!)。がんばれ〜。

<追記(2009/03/20)>
昨日のQu-sにつづき、今日はPosterinoがMacUpdatePromoの対象のようです。$24.95→$14.95(40%オフ)。あと約19時間半。real postcard機能がなくなることで心配しましたが、(それがなくとも)プロモ欄でもなかなか好評なようでうれしいです。

macでオンラインプリント(現像)その2

専用アプリ(mac/win)に、写真ファイルをドラッグ&ドロップ。簡単にオンラインで現像を注文できるラボシステム(?)「PicUploader」のお試し第1回。

知識も根性も不足気味なので、専門的な説明はできませんが、自分へのメモ的に。

まずPicUploaderについてですが、iphotoからの注文に比べると、やはり手間でした。いや、iphotoが楽すぎるというべきか。iphoto注文に慣れてしまっていると、ああ、手間だなぁ、と感じますが、こうしたアプリとしては標準的なものだと思います。店サイトでアプリのダウンロード(ブラウザ)→写真ファイルのアップロード(PicUploaderアプリ)→再度、店サイトで注文(ブラウザ)、さらに途中でiphotoで注文画像を確認、といくつかのアプリケーションを行ったり来たりすることにはなりますが、ま、こんなものでしょう。きっとデジタルビュアの方もこのような感じではないかと思います。1つ1つファイルを指定していく方法に比べれば、とても楽。許容範囲です。

さて、今回注文させていただいたPicUploader(mac版)対応のお店は、2軒でした。

 
 デジカメプリントは写真のダイヤ
 http://www.interdp.com/

 ・Lサイズ(17円) 2Lサイズ(40円) 六切(200円)
 ・送料170円(500円未満の場合メール便、500円以上の場合無料でメール便速達)
 ・インデックスプリント、ミニアルバム無料(L判等20枚以上注文時)
 —
 ・手動補正
 ・ノーリツ鋼機のQSS-2901 Digital/QSS-3702
 ・三菱 Grace Digital
 —
 ・全国三菱カラー「Open Print Test ’90」最優秀技術賞

とにかく誠実なお店でした。注文から数時間後には発送しましたのメール。翌日到着。包装も(ちょっとまだこなれていない感じではありましたが)しっかり、インデックスプリントもミニアルバムも添付。入金後には、入金確認メールが届き、郵便振替用紙に感想を書いたら、後日店長さんからお返事まで。

サービスが成り立たないほどの安価を売りにするのではなく、サービスを継続していくための金額をきちんと弾き出した上で、できる限りのサービスを提供していきますという姿勢。低価格を実現するために削減したものもきちんとサイトに記されていて、とても信頼できるお店だと感じました。

現像については、特に何も指定しなかったところ、若干明るめ、そして、一部、黄の強いものがあったようでした。わたしは濃いめかつ落ち着いたトーンが好きなので、この点は少し残念でしたが、郵便振替用紙にてそのことを書かせていただいたところ、再プリント(無料)も可能とのこと。掲示板を拝見しても、何度も利用し好みを伝えていくことで、徐々にこちらの好みを把握してそのように仕上げてくれるようになる様子。(わたしはまだもうちょっとふらふらさせてもらいますが)じっくり腰を据えてつき合っていくにはとてもいいお店ではないかと思いました。

 
 デジカメプリント専門店ネットプリントの写真屋小町
 http://r23tk.jp/

 ・Lサイズ(25円(年内10円)) 2Lサイズ(80円(年内25円)) 六切(315円(年内250円))
 ・送料190円(メール便(速達?))
 —
 ・補正不明(自動/手動不明)
 ・AGFA社 d-lab1
 ・コダック ロイヤルペーパー

もう1店舗。こちらは、ダイヤさんに比べると、もうちょっと流れ作業的な印象でした。注文時の自動送信メールの後、特に連絡などないまま、翌日到着(発送はダイヤさんとほぼ同じでとても早い)。クレジットカード決済だったこともあり、その後もやりとりは特になく、よく言えばシンプル。わるく言えば、事務的。

ただ、できあがってきた写真は、ここでは多少指示を入れていたこともあってか、とても好みのものでした。嗚呼。(濃いめで落ち着いたトーンが好きだということ、逆光のものは不自然でない程度に表情が出るよう焼いてくれるよう、お願いしました。)

ここの売りは、おそらく、日本では使っているところの少ない(のだと思う)AGFAのプリンターにあるのだと思います。自然で深みのある色を出す機械で、ヨーロッパや北米で人気があるとか。これもわたしの好みの色合いに近かったのかもしれません。

誠実きわまりないダイヤさんと、色合いが好みな小町さん。まだたった2軒だというのに、どちらにも魅力を感じ、優劣つけがたい思いです。

オンラインプリント… 確かに奥が深い。

macでオンラインプリント(現像)その1

これまで、高めだな〜と思いつつも、iphotoからささっと注文できる現像を利用していましたが、オンラインプリント(ネットプリント、オンラインラボ)の世界もいろいろ奥が深くて楽しそうなので、お気に入りのところが見つかるまで、いろいろ試してみることにしました。

まずなにより、一番に参考にさせていただいたのが、こちら。

 ネット注文のデジカメプリントの比較/ウェブリブログ
 http://digipri.at.webry.info/
 こちらのサイトの「比較したデジカメプリント店一覧表」。

現時点で、40軒ものお店を試されて、詳細にレビューされています。ほんとグッジョブ!

ただ、こちらを参考にあちこちのお店を見て回って気づいたのが、残念なことに、mac対応のお店が実はかなり限定されるということ。デジカメ写真のデータが汎用なのであれば、macもwinもないんじゃない? と思いたいところなのですが、実はそうでもないのですよね〜(知らなかった)。それは、データアップロードに際して、win専用アプリである「デジタルビュア」を必要とするお店が非常に多いことに起因しています。このwinアプリでのみ注文を受け付けているお店、イコール、macでは(winをbootしていたりしない限り)注文できないお店、ということになるわけです。う〜ん、切ない。デジタルビュアはmac版も開発中、ただし遅れているとのこと。今後に期待ですね。

デジタルビュアでのアップロードが主流な中、お店によっては、それ以外の選択肢を残してくれているところもあります。ただし、そのほとんどが、1つ1つ、データファイルを指定していくタイプのもの。選択肢があるだけ良心的だけれど、これは正直辛い。

オンライン・フォト・ストレージ(picasa、Yahoo!フォトなど)の中にも、プリントショップと提携していてすぐ注文できるものがあり、このストレージへのアップロードがmacでも楽にできるものであればそれを使う手もあるのかも。が、提携先はほとんどの場合、大手。かつ高め。なのでちょっと面白みには欠けるでしょうか。

では、macで個性的なオンラインプリントショップを利用するにはどうしたらいいの〜!

と、叫びたい気分になったそのとき、見つけました! winのデジタルビュアに相当するようなアプリが、macにもあったんです。うれしい〜。

名前は「PicUploader(ピックアップローダー)」。

 写真防衛軍 ピックアップドットネット(Pic-Up.net) – デジカメライフ応援サイト
 http://www.pic-up.net/index.html
 防衛軍というキャッチコピーはともかく。

  1. お店のサイトにて、会員登録(お店ごとに必要)。
  2. 専用アプリ(無料)をダウンロード(win/mac)。(1回やれば全店で利用可。)
  3. アプリの設定で、注文先店舗のデータ(サーバ名、パスワード等)を設定。
  4. ドラッグ&ドロップでファイル指定、アップロード。
  5. サイズや枚数の指定後、注文。

前提として、このシステムのmac版を導入しているお店である必要があり、その数はデジタルビュアに比べるとまだ少ないようですが、それでも、現時点で全国20店舗。macに対応してくれているというだけで、気概のあるお店であることが期待できるので、20店舗あれば、しばらくは楽しめそうです。わーい。

長くなってしまいました。実際に注文してみた2軒については、また次回。

カメラストラップ

e-420には、ゴツすぎ、かつ、おおげさすぎる感じの付属ストラップ。

せっかくのお散歩カメラ、まわりに緊張感を与えない、ゆるく、自然と周囲にとけ込むようなのがいいいな〜と思い、探してみたところ、あるわあるわ、すごい! 女子向きのカメラ雑誌が出るくらいだから、女子のカメラ人口が増えていることは感じていたけれど、こんなにもかわいいのがいろいろあるとは。思っていた以上にもう定着してるんだな。

 
 チロリアンストラップ30mm – 株式会社 アフリカ
 http://www.africa.co.jp/Products.128.aspx
 レトロな雰囲気のチロリアン。太バージョンもあります。全3柄。1,932円。

 
 麻/レザー(ベージュ)のカメラストラップ – Acru
 http://acru-shop.net/?pid=4932057
 ただいま最有力。シンプルナチュラルでかわいい。付属と似たつくりも安心。3,885円。

 
 「TRIP STRAP」麻紐カメラストラップ – 児島商店.com
 http://www.kojima-shouten.com/ulysses/trip_strap/
 これはやばい。かわいすぎる。麻紐レースのストラップ。全4色。6,090円。

 
 「LEATHER ROPE」本革カメラストラップ – 児島商店.com
 http://www.kojima-shouten.com/del_cuoio/leather_rope/index.html
 シンプルでかっこいい。色の組み合わせも豊富。デジイチにはちょっときびしい? 4,725円。

 
 一眼レフ用カメラストラップ(キャメル)
 http://camepstore.com/?pid=8585062
 シンプルでオシャレなヌメ革ストラップ。全4色。しっかりしてそう。6,300円。

 
 STRAP8 – MINUIT
 genten風なシワ加工本革ストラップ。刻印可。8,800円。

 
 麻紐ヘンプで作るカメラストラップ工房
 http://home2.netpalace.jp/koubou_suh/diary/diary.cgi
 宮崎あおいさん風のヘンプ紐ストラップをつくって販売してる方も。3,000円。

他にも、革ストラップは、

 携帯ケース、携帯ストラップ 革製品のスパイラルアロウズ
 http://www.spiralarrows.com/Camera&Watch_indexpage.htm

 ARTISAN&ARTIST* ACAMストラップシリーズ
 http://www.aaa-shop.jp/fs/aaa01/c/g5ba

などでもたくさん見ることができ、さらに、カメラバッグでは、

 
 
 カメラバッグ:犬印鞄製作所楽天市場店
 http://www.rakuten.co.jp/inu/427347/427362/
 帆布。モノグラム可。全9色。17,000円。

こんなのを前から狙っています。軽くて使いやすそうで、かつ、かわいい。帆布ラブ!

e-420がやってきた!

3か月半ほど前に、R8がやってきたばかりだというのに。どうしてもうまく仲良くなれずに、とうとう初めての一眼、Olympus e-420 を手に入れてしまいました。

R8。評判通りのカメラでした。ちっちゃいのに28mmからの7倍ズームで。マクロに強くて。操作がしやすく。静物に強くて。一方で、感度が高いとは言いがたく、動くものはちょっと苦手で。人肌ともあまり相性がよくなくて。決して悪いカメラではないのだと思うのです。ただ、悲しいまでに、わたしの用途に合わなかった。

わかってはいたのです。こども撮りに向いているタイプのカメラでないことは。それでも、それまで使っていた exilim Z3 からもう何年も経っていて。動くものが苦手とか、WBが微妙とか、そうは言っても、さすがにZ3に比べれば進化しているんだろう、そう思ってしまったのです。でも違ったのですよね。

起動の遅さ、ズーム切り替え時のもったり感、WBの不確かさは、かなりのストレスで。たまのこどもイベントで撮る写真が失敗の連続なのには、ほんとにがっかりして。

使いこなせてないだけ、と言われてしまえば、その通りかもしれません。ただ、これまで、フィルム時代からいくつかのカメラを使ってきて。うまい下手は別にしても、自分が思ったのとそう遠くない写真を撮れてきたのに。今回だけは、いくつか設定を変えてみてもどうしても自分好みの写真にならなくて。

そんながっかりする中、たまたま足を踏み入れたデジイチコーナーで手にしたカメラたちの、どれもシャキッとAFの早く、気持ちのいいこと。ファインダーを覗いてシャッターを押す、その楽しいこと、わくわくすること。

 ああ、フィルム時代ってこんな感じじゃなかった?

そう気がつくと、うれしいような、懐かしいような、なんだかたまらない気持ちになってしまって。こどもを抱っこしなければいけないうちは(わたしには)重たいカメラは無理、と、先延ばしにして抑え込んでいたデジイチへの憧れの気持ちが、ここに来て、一気に噴き出したような感じで。だって、気がつけば、もう抱っこ、ほとんどしなくなってるじゃない? 先延ばしにする理由、いつの間にかもうなくなっちゃってるじゃない?

そんなこんなで。どれかしらのデジイチ、買う気持ちが固まりました。固まってから、こつこつお金貯めて。それと並行して、どれにしようか悩んで。ちょっと重たいけど、持った感じのいい Nikon D60 もいいかなと思い。以前、使っていたフィルムカメラで色合いが好きだった Pentax K200D もいいかなと思ったけれど。結局、手になじむしっくり感と、見た目のクラシック感、それにflickrなどで見た作例たちがとてもすてきだったことで、e-420に心が決まりました。

決まってからも、数週間、カメラ屋を行きつ戻りつ、なかなか買えずにいたんですけどね。ようやく今日、やってきました。e-420。

よろしく、はじめての Olympus。
よろしく、はじめてのデジイチ。

今度こそ、楽しめますように。