ホルモン(抑制)治療による更年期症状で、昨年からもがき続けています。
とにかく、気力がつづかない。
わたしにとっては、これがなによりつらいです。それまで、気力なんていうものは、気合いでどうにかなるものだと思っていたんですよねー、はずかしながら。常に気力がありあまってるくらいの血気さかんな人生を送ってきたもので、気力がない状態がどういうものかというのがよくわかっていなかった。根性でどうにかなるものだと思っていたんですね。まあ、浅はかだったなと今は思いますけれども。それが、
どんなにエンジンをかけようとしてみても、
逆に、からだやあたまやこころを休めてみても、
楽しそうなところに出かけてみても、
興味ある情報を追いかけてみても、
どんなに自分を焚き付けてみても、さっぱり気力が上向かない。一生懸命、気力という気球にボンボンと燃料をくべても、ようやくそれでぎりぎり水平飛行(最低限やらねばならないこと)ができるくらい、ちょっとでもくべる手を止めれば、下降してしまうくらいなものなのですよね。これには本当に…まいっています。
抗がん剤(6か月) :これも大変でした、つわり中にインフルにかかってしまった的な。
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放射線治療(1か月) :これは毎日通うのが大変だった。最後はただれて痛かった。
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ホルモン治療(最低5年) :今、1年半くらい。
どれも大変だったけれど、ホルモン治療… あと3年もこの状態がつづくのかと思うと、げんなりします。そろそろ体調自体は落ち着いてきて、今のうちにここ数年満足にできていなかった仕事に頑張って取り組みたいと思うのだけれど、気力がこの状態なので、空回り。
甘えかな、甘えだよね、気合いが足りないのかな、だらけてるだけじゃない、がんばれ自分、がんばれがんばれ、そう、もがきつつ、日々を過ごしています。(つらい。)
こどもとの大切な時期をこんなからだとあたまとこころで送らなければいけないのもすごい残念。だけど、それでも、早期で再発の可能性も(ゼロではないけど)低いのは、ありがたいことですよね。ぜいたく言わずにがんばらねば。
あー、それでもみなさんにひとこと言っていいならば、
「乳がんなんてなるもんじゃないですよー」。