母乳万歳

お正月からこの方、2週間に1度くらいの割合で、頻繁におっぱいを詰まらせています。乳腺が細いのと、食生活の不徹底。ま、理由はわかっているのですけれどね。ときどきむしょうに、いけないとされているもの(お菓子だとか乳製品だとか)が恋しくなってしまう。

そんなこんなで、今日も今年に入って何度目かの助産院さん。今回はおっぱい専門のところに行ってみました。けれど、うーん、今までで一番手強いしこりかも。今日1日では抜けませんでした。(今も痛い。)明日また午後おじゃまする予定です。抜けるのかなー。抜けなかったらどうなるんだろう。痛い目にあった直後は、今度こそ食生活の徹底をって思うのだけれどね。

母乳はいいです。身体的にも精神的にも、赤ん坊にも母親にも。そう、赤ん坊だけでなく、母親にもいいんですよ〜。吸われることでホルモンが働いて、精神も安らかになるし、体の回復も促進される。数十年の歴史しかなく、まだまだ開発途上の粉ミルクとは、やはり歴史の重みが違います。生命の神秘。ほんとよくできています。飲みはじめは薄く徐々に濃くと飲み物&食べ物の両方の役目を果たしていたり、母親の食べるもので味が変わるため離乳食もゆっくりでよかったり。そんなことは粉ミルクには到底まねができませんもんね。あとどれだけ研究が重ねられても、ミルクは母乳に勝てないと思うなぁ。(ロボットが人間を越えるのが難しいように。)

妊娠中は、低カロリー&高タンパク&減塩。授乳中は、和食中心の粗食(油っこいもの、甘いものは制限)。と、母乳にすると2年間も食べ物が制限されて、それは本当に(食べるの大好きなわたしには、本当に!)辛いのだけれど、それでも「じゃあ母乳はやめよう」という気にはならない。なにより母乳あげてるときって本当にシアワセだから。

こんなにすごい母乳なのに、病院などでは、ちゃんとした指導&ケアができないために、ミルクを勧められがちで本当にもったいない。おっぱいがでなくて母乳をあきらめた人たくさんいると思うのだけれど、そしてそのことを引け目に感じてしまっている人もきっと多いと思うだけれど、それは母性の欠落でもなんでもなくて、ほとんどの場合、ただケアしてくれる人に恵まれなかっただけなんですよね。だって助産院では、ほぼ100%の母乳育児が実現できているのだから。

母乳をあげられない状況でのミルクはとてもありがたい存在だけれど、もっともっと母乳って、見直されていいと思うなぁ。

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