ホルモン治療・前半終了

ひさしぶりの投稿です。

更新する気力が湧かないまま半年以上が過ぎてしまいましたが、うれしいことに、ようやくホルモン治療の前半部分が終了しました! 最低5年間つづくホルモン治療は、

 ・腹部の注射(月1回、通院)
 ・飲み薬(毎日2回)

からなるのですが、半年ごとに行われる検査で特に問題がない場合、腹部注射は満2年で終わることが多いのです。わたしは最初それを知らなくて春ごろに初めて聞いたのですが、聞いてから今まで、まぁ、その日の待ち遠しかったこと! もう、それだけを頼りに、この副作用による無気力状態を耐え忍んでいたと言ってもいいくらい。

 無気力状態も、頭の鈍さも、注射さえ終われば少しはましになるはず…

本当にそれだけを支えにこの半年過ごしてきました。それほど無気力はつらかった。特に最後のひと月は副作用が強くって、なにをするにも、ただ物を考えるのにも、本来の3-4倍は時間がかかる状況で、これはひょっとするとうつ状態の初期なのかもしれないな…と自分でも考えはじめていました。自分を傷つけるような方向には考えは行っていませんでしたが、チェックリストを試すと、かなりの部分チェックがつくありさまで。この状態がつづくようであれば、ちょっと別の科を受診しなければいけないかもしれないなと思っていました。(実際、うつ症状はこの注射の副作用の一つとして認められており、このためにホルモン治療を途中で断念する人も少なくないのです。)

それが、でも、先週、ようやく終わりました。正確には、

 2008年12月 ホルモン治療スタート
 2010年11月 最後の腹部注射
 2010年12月 最後の腹部注射の効果がそろそろ切れる

という感じになります。約4週間効果がつづくとされる注射なので、最後に注射を打って4-5週間経ってから抜ける、という感じなのですね。で、そろそろちょうどその時期なのですが…

 も の す ご い ラ ク ! ! !

なんかもう笑ってしまうほどです。頭の回転はまだ鈍いけど、気力が湧くだけでこうも違うのかと。こんなに毎日楽しくてたまらないのかと。やりたいことがたくさんありすぎて、フル回転しても時間が足りなーい!

注射は終わっても、飲み薬はつづくわけですから、どの程度気力が復活するかは(あたりまえですけれど)わからなかったのですよね。できるだけ復活してくれ…と祈るような気持ちでした。これで復活してくれなければ、あと3年、本当にホルモン治療が終わる(飲み薬も終わる)まで、わたしはどうやって過ごせばいいんだと。2年間もこんな状況が続くと、なんかもう本当の自分がどんなだったかもわからなくなってきて、かつての「バリバリ動けていた自分」というのも本当にそうだったのか、ただそんな気がしているだけなんじゃないのか、わからなくなってくる。ただの理想像、幻なんじゃないか、とか。でもいずれにせよ、現状で仕事や生活にものすごい支障がでているのは明らかなので、これで注射が終わってもほとんど変わらないのだとしたら、仕事 or ホルモン治療、どちらかを止めねばならないな…と、考えていました。

でも。最後の注射を打って5週間。日に日に、気力が湧いてきます。気力10%→60%くらい。頭の回転の方は20%→45%くらい。飲み薬はひきつづきあるので、100%になることはないとしても、あとそれぞれが10-20%くらい戻ったら、大助かりだなぁ。後半3年はそれで十分やっていけそうな気がする。

まず来年は、仕事を頑張りたいと思っています。この数年、仕事のおつきあい先には本当に迷惑をかけてしまっているので。あとは、ままの他界とこの乳がんで、大事な時期にきちんと安定して向き合ってあげられていなかった(にちがいない)ほたるに、今後はもうちょっと丁寧に時間を割いて接してあげたいな。

70-80才くらいまでこのまま突っ走りたいなー! どうかもう大きなブレーキはかかりませんように!

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