ここでは、今回の入院費用について記しておきます。
<病院の領収書より>
初再診・基本料:477点
薬治 :197点
注射 :26,455点
検査 :7,374点
画像診断 :256点
入院料 :35,036点
—
保険点数計 :69,795点
文書料 :1,500円
食事負担金 :12,480円(780円/日)
—
金額分計 :13,980円
保険点数は、1点10円で計算され、そのうちの何割かを患者が負担することになります。ほたるの場合、69,795点*10円ですから、100%ならば697,950円(!)ということになりますが、社会保険に加入しているちちの家族ということで30%負担で209,385円、さらにわたしたちの住む自治体では所得に関係なく3才までは医療費が無料(乳幼児医療助成制度)なので、結果として、点数分の患者負担は0%で0円、病院からの請求は、食事負担金の13,980円のみでした(それも予め加入していた都民共済(こども共済)からの共済金でまかなえそうです)。風邪で町医者にかかるくらいではあまり気に留めることはありませんが、こうやって大きい病気をすると、保険や医療助成がいかに大きな意味を持つかよくわかりますね。
<東京都の医療費助成>
病院では、さらに、東京都の医療費助成の手続きをしておくよう勧められました。近年、国の難病認定からは外されたそうですが、東京都では依然、川崎病は「小児慢性疾患」の1つとして、特定医療費助成の対象となっています。これによって、乳幼児医療助成の対象から外れてからも、都によって、18才になるまで、その治療費の自己負担分は助成されることになります。ありがたい制度ですが、それだけこの病気が難しい病気であるのだな‥と、改めて思い起こさせられます。
0 Responses to “川崎病について(3)”