夢を見て

夢を見て、ヘンな時間に目覚めてしまいました。

イギリスの電車のホームに、ままとわたしとほたる。わたしが何かままにしゃべって、わたしだけひと足先に電車に乗って出発しようとしたのに(あとからまた合流するはずだった)、ドアが閉まって電車が発車したら、なぜかままが横に乗っている。ほたるはホームでぽつんと1人。茫然としているような、とても悲しそうな。遠ざかっていくホームのほたるの姿に、完全に動揺して、なんで置いてきちゃったのよとままに怒っているわたし。飛び降りるわけにもいかないし、ただ、すぐに取って返すまで無事であることを祈りつつ、まだかすかに見えるほたるに手で、そこにいるように、と合図しようとしたその時、少し遅れてきたらしいちちがホームに現れたのが見えて、ああよかった、と胸をなでおろした…ところで目が覚めました。

ああ、こどものことだと、どうして親はこうも気持ちを乱されるものなんでしょうね。ほたるには言葉の通じない国だし、電車の本数は少ないし、遠ざかっていく姿を見て本当に動転してしまいました。ままが普通に出てきて、普通にどじを踏んでいて、そして普通にわたしがそれを怒っているのがおかしかったけれど。

起きてから、たまたま今回はちちが(夢だから)きてくれたからよかったけれど、万が一こんなことになったらどうしよう〜(ないとは思うけど、絶対ないかどうかはわからないようなことだし)と、念のため、頭の中でシミュレーション。ええと、こういう場合、車内の車掌さんにすぐ話ができるのであれば、車掌さん経由で駅に連絡してもらい、わたしが取って返すまでの間、保護してもらうのがいいのでしょうね。もし車掌さんと話せないならば、次の駅で駅員さんに大急ぎで。もしほたるが携帯を持っているのであれば、ほたるに電話して、なにかしら指示が出せるかもしれない。ああ、それにしても心配ですけどね。でも、今の日本よりは、ロンドンの地下鉄とかではない限り(夢の中のあれはたぶんロンドン郊外ぽかった、地下鉄ではなくて)、イギリスの方が安全そうな気もする。言葉は通じないにしても。まぁ、夢ではちちが出てきてよかった。

ここまで書いて少しだけ目が覚めてきたので考える。

ああ、この夢は、あれかもしれないな。この間、乳がんの疑いがあって、もしわたしにまでもしものことがあったら…と考えたことと連動してるのかもしれませんね。ままとわたしが行ってしまって、ほたるが残される、そのことを(ちゃんと結果が出て、大丈夫だとわかるまで)やはり考えずにはいられなかったから。そしてわたしは、まだ今は、ままと一緒に行くことより、ほたるのために残ることを(当たり前かもしれないけれど)なんの迷いもなく望んでいるんだな、ということもよくわかった。大事にしよう。自分のこと。

おやすみなさい。

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