ままが突然にこの世を去ってしまってから、半年ちょっと。裏表のないほがらかで真正直な人だったけれど、それでもやはり人に言わない悩みとか苦労とかもあったんだろうなぁ、ままはどんなことを考えてたんだろうなぁ、なにか日記とか手記とか残ってたらいいのになぁ…。
そんなことを考えつつ。
ああ、でもわたしの場合、もしわたしに何かがあっても、このよめいりがあるから、まだいいかもしれないな、と思いました。胸の内をすべてさらけ出しているわけではないけれど、それでも普段の生活の中では敢えて口に出したりはしないことをたくさん書いている。家族や友人が後から(例えばほたるが大きくなってから)わたしを知るのにはいい手段だろうなぁと。
でも、ウェブ上の日記というのは、形としてはデータが飛んでしまえばおしまいというかなり心許ないものですし、また、人に見せづらい場合もありますね。
知り合い以外に見せる意味での自費出版というものには(これにそれほどの価値があるものとはとても思えないし)興味がなくとも、家族や自分のために「本」という形で手元に残しておくのは、一つの手かもしれないなぁ、と、しばらく前、そんな風に感じて調べてみました。