テディベア

いよいよお客様にも引越をお知らせして店頭で「ひっこしセール」を開始しました。クリスマス時期ともあいまって、まずはなかなかの出足。ちっちゃなツリーを店先に飾るだけでなんとなく来客数が増えるから不思議なものです。わたしたちとしても最後の2か月。悔いの残らないよう忙しい季節を力一杯駆け抜けたいと思います。

今月、お店の彩りを添えているものにテディベアがあります。数年前のイギリスブームとともに何となく名前は聞くようになったテディベアですが、ハッキリした定義はあるようなないような‥(笑)ルーズベルト大統領がどうのとかドイツのシュタイフが最初だとかいろいろと語るネタはあるのですが、ようするに「くまのぬいぐるみ」のことです。日本では「(くまの)ぬいぐるみ」と「テディベア」はなんとなく区別されているようなところがあり、ジョイントがついて手足が動くようになっていたり1つ1つ手作りだったりするとテディベアと呼ばれやすいのですが(つまり、よりこだわりをもってつくられているものがテディベアと呼ばれやすいのですが)、実際のところ、テディベア発祥の欧米ではあまりその辺りの区別はないように思います。

テディベアメーカーとして有名なものにドイツのシュタイフ社やイギリスのメリーソート社がありますが、今回、店で並べているのは、日本人のテディベア作家たちが1つ1つ自分の手でつくったベアたち。スタンダードなものから和風なもの、ポップなものまで彩りも鮮やかです。名前が知られるようになったとは言え、まだまだ一部のデパートや専門店などでしか見かけることのないテディベア。これまでベアなどに興味のなかった人たちがなんの気なしに入ったお店でたまたま見つけてヒトメボレなどしてくれたら楽しいなぁと思って企画しました。ベア作家さんに限らないことですが、新しい(これからの)作家さんたちと知り合いになれるという意味でも、お店自身が楽しんでいる企画です。

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