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人気記事表示プラグインをWP-PostViews→WPPに変更

サイドバーに人気記事を集計&表示してくれるプラグインにはこれまでWP-PostViewsを使っていましたが、そろそろ一度数字をリセットしたいなーと思って調べるも若干ややこしそうだった(DBをいじる必要がありそうだった)ので、この機に新しいプラグインに変更してみました。

 WordPress › WordPress Popular Posts « WordPress Plugins
 http://wordpress.org/extend/plugins/wordpress-popular-posts/

サイドバーウィジェットに対応しているところなどはWP-PostViewsと一緒ですが、

 ・集計期間を「今日/7日間/30日間/全期間」から選べたり
 ・並び順を「コメント数/閲覧数累計/閲覧数日計平均」から選べたり
 ・タイトル以外にも「文頭/コメント数/閲覧数/投稿者/日付」表示を任意で追加できたり
 ・日付を表示する際のフォーマットを指定できたり
 ・集計から除きたいカテゴリを設定できたり
 ・さまざまな表示フォーマットにも対応していたり
 ・サムネイルをつけられるらしかったり

と細かいところで気が利いています。さらに、

 ・Empty Cache(clear entries from WPP cache only)
 ・Clear all data(clear entries from all WPP data tables)

というデータリセット的な機能がついていたことが個人的には決め手となりました。いくつかある同様のプラグインの中からこれを選ぶにあたっては、こちらの記事を参考にさせていただきました。

 人気記事表示プラグイン『Wordpress Popular Posts』 : DorN-project
 http://dorn-project.net/archives/466

どうもありがとうございました!

Twitter検索からbotを除外した

Twitterで気になる言葉やハッシュタグを追いかけている人も少なくないと思うのですが、そこからbotを除く方法です。

検索フォームに、

#macjp -source:twittbot.net

のように記入(上記は、#macjpというハッシュタグを追いかけてるけど、twittbot.net経由のものを除きたい場合)。つまりサーバ名だったりクライアント名だったりのソースを検索条件に含められるわけなんですね。

Twitterが一般的になるにつれ、ジャンクの波も押し寄せてきました。アフィリエイトサイトへのリンクなんかを何度もbotにつぶやかれると、もうものすごくうっとうしい。最近それでストレス貯まり気味でしたが、これでスッキリです。

Twitter検索、他の検索条件については以下をどうぞ。

 Twitter Help Center – 高度な検索条件を紹介。
 Advanced Twitter Search – 上記でわかりづらい方はフォームから。

AppleMailの迷惑フィルタを強化

ここ数週間、新たにどこかにメールアドレスが漏れたのか、ものすごい勢いで迷惑メールが届くようになりました。これがまた質の悪いメールで、なかなか思うように除去できないので、ちょっと時間をとることに。

<わたしのメール状況>
メールマガジン等も含めると、公私併せて、日に数百件のメールを受信しています(迷惑メールは除く)。仕事で使うこともあって、メールサーバでの迷惑フィルタは敢えて使用していません(サーバで弾かれると気づくのが遅れ、探すのも手間なため)。つまり基本的にすべて一度受信してから、メーラで振り分ける方法をとっています。迷惑フォルダは1週間で1000件たまる程度。osX以降、メーラはAppleMailを利用しています。

<これまで>
メーラの迷惑フィルタ設定は特に変えず、ひたすらこつこつと学習させていました。日に数件、迷惑メールが受信フォルダに紛れ込むこともありますが、手動で除去する(迷惑メールだよと教えてやる)のもさほど苦ではない量でした。

<ここ数週間>
ある日突然、受信フォルダに紛れ込む迷惑メールの量が増えました。これがまたやっかいで、学習機能がなかなかうまく働かない。受信フォルダの半分ほどが迷惑メールで占められるようになり、さすがに何か手を打たねばと。

<そこでまずは>
迷惑メールに含まれるURLからドメインを抜き出し、ルールで迷惑フォルダに移してみることにしました。

 「メッセージの内容」に「xxx.com」を含むもの → 「迷惑フォルダ」に「移動」

これは、まあまあ効果はありました。受信フォルダに迷惑メールが届く度に、URLや特定の(一般のメールではまず使われることのない)言葉をルールに追加。ただ、気づけば、ルールの数がものすごいことになっていました。また、微妙に文面やURLを変えてくるメールも少なくなく、手間のわりにあまり効率がいいとは言えませんでした。まあ、やらないよりはましでしたけれど…。そこで、もう一段階、時間を割くことに。

<そして現在>
URLや文面以外に最近増えた迷惑メールに共通の項目はないのかな、とヘッダをすべて表示させてみました(表示>メッセージ>すべてのヘッダ)。すると、うまいことに、ありました。

 X-Spam-Status: Yes(CHICAPPA-Fsecure) with …

という一行です。調べてみると、どうやらこれはメールサーバ(わたしの場合、チカッパの)が迷惑メールとおぼしきメールにつけている印のようです。チカッパの場合、その判断は、迷惑メール配信元をデータベース化している数社からデータを受け取って行っている様子。おそらく通常、もしメールサーバでの迷惑フィルタをONにしていたとしたら、これらは弾かれるメールなのでしょう。いくつか迷惑メールとそうでないメールのヘッダを見てみましたが、比較的ミスが少なく印をつけているようでしたので、これを利用してみることにしました。

ルール(環境設定>ルール>ルールを追加)で、

 「X-Spam-Status」が「Yes(CHICAPPA-Fsecure)」で始まるもの → 「迷惑?フォルダ」に「移動」

ここでポイントとなるのは、「差出人」からはじまりずらずらずらーと表示される条件設定の項目の一番下「ヘッダリストを編集…」で、「X-Spam-Status」をつくってやること。「ヘッダリストを編集…」>「+」>「X-Spam-Status」と入力、でつくれます。これを別フォルダに移動させることで、チカッパのメールサーバが行っている迷惑フィルタリングをローカルで再現できることになります(たぶん)。

フィルタ後すぐに「迷惑フォルダ」に放り込んでしまってもいいのですが、さきほど稼働してみたところ、一般のメルマガでも振り分けられてしまうものがあったため、わたしは当面別フォルダをつくってそちらに移動させ、様子を見ることにします。

<応用>
今回は、AppleMail+チカッパについて書きましたが、paperboy&coでは、どのレンタルサーバでも同様のシステムをとっているようです。

 チカッパの場合: X-Spam-Status: Yes(CHICAPPA-Fsecure) with …
 ロリポの場合: X-Spam-Status: Yes(LOLIPOP-Fsecure) with …
 ヘテムルの場合: X-Spam-Status: Yes(HETEML-Fsecure) with …

paperboy&coではないレンタルサーバでも似たような印をつけている可能性は高いと思いますので、該当するヘッダさえ探し当てれば十分応用は利くのではないでしょうか。メーラについても、ルールでの振り分けができるメーラでしたら、AppleMailである必要はありません。

今は、メールサーバでのフィルタをONにしている人の方が主流だと思います。フィルタのためにGmailを通す人も少なくないでしょう。そうした場合、こんな回りくどい方法は必要ないでしょうけれども、わたしのように、フィルタリングも自分の管理下に置きたい、仕事で使っているメールはできるだけ最短で(必要以外のメールサーバは介さずに)受け取りたい、と思っている場合などには、それなりに有効な方法ではないかと思います。どなたかのお役に立ちますように。

Twitterのバックアップ法を考えてみた(7種類くらい)

自分はそんなことない!と思っていましたが、Twitterが生活の一部になるに従い、ブログへの投稿は着実に減っています。復帰せねばと思いつつ…。(そんなリハビリも兼ねての今日の投稿)。

ようやく、というかなんというか、最近Twitterの話題をよく目にするようになりましたね。本家がいよいよモバイルに正式対応したり、他社が似たサービスを取り込んだり。まだこれからしばらくは盛り上がるんだろうなと思います。

生活の一部になると、気になってくるのがバックアップ。はじめたばかりの頃はあまり気に留めないかもしれないけれど、数ヶ月、数年単位で使っているうち、ライフログ(生活の記録、人生の記録)という言葉が実感を伴ってくるんですよね。「あれっていつだっけな」「あのときってどんなだっけ」という疑問が自分のTwitterログを検索することでハッキリしたりします。それにはやはりローカルへのバックアップ。Twitter本家で遡れるのは、3200発言まで(だったかな?)なので、できればそれ以内にはバックアップを開始したいところ。

ということで、バックアップ方法・数種類のご紹介です。

[a-1] バックアップ with Twitter RSS

おそらく一番手軽なのがこれ。twitter本家はそれぞれのアカウントごとにデフォルトでfeedを吐き出していますから、「http://twitter.com/自分のアカウント名」にアクセスし、そのページのfeedを購読すればok。購読して以降(設定によっては少し前から)のログがとれることと思います。このfeedに対しては、feed readerでずっとログを残しておく(一定期間が過ぎても、あるいは、一定発言以上になっても、ログを削除しない)設定にしておく必要があるでしょう。わたしは、(通常のfeed readerには別のアプリを使っていますが)Twitterのログに関しては、Mail.appのRSSで取り込んでます(検索しやすく、常時起動しているので)。

[b-1] バックアップ with TweetBackup

他社によるバックアップサービス。無料。Twitterアカウントでサインアップできます。日に1度(?)自動でバックアップをとってくれ、RSS形式、テキスト形式、HTML形式の3種類から選択してファイルをエクスポートすることができます(一括)。安定性に不安があるとの情報も(そもそも本家からして不安があるわけですけれども)。バックアップファイルを取得するには、わざわざここのサイトに行かねばならないので、勝手に降ってくるRSSなどに比べると少し手間ですが、過去のバックアップもとってくれるのはうれしい(3200発言より前のものは、Twitter本家の仕様によりとれないと思う)。以下、丁寧に説明されているページ。

[b-2] バックアップ with Twilog

国産のバックアップサービス。無料。Twitterアカウントでサインアップ。3200発言まで遡ってログを取得してくれる。以降、最長12時間ごとにバックアップ。つぶやきを日ごとにまとめて記録&表示してくれるのが特徴で、ブログ風にとっても見やすく表示してくれます(画像だって展開してくれちゃう)。設定画面より、CSV(SJIS)、CSV(UTF8)、XML(UTF8)の3種類でファイルエクスポート可。発言の削除や利用中止(退会)の機能がまだないけれど(必要な場合は、作者さんにtwitterで直接依頼)、とてもセンスがよく、今後に期待。RSSを吐いているので、本家の毎発言ごとのfeedがうっとうしい方は、これを登録する手もアリ。ただし、1日2度以上バックアップ&feedを吐くようなので、ブログのdaily posts等に応用するのはむずかしいかも(daily postsを実現したい方はcとdを参照)。

[c-1] バックアップ with WP+TwitterTools

WordPressな人にはおなじみのプラグインTwitterTools。たくさんある機能の中に「自動でtweetsをDBに貯め込みdaily/weekly postsをつくってくれる」というものがあります。自分の手のうちにデータが残るというのはやはり安心ですよね。環境によってはうまく動かないことがあるようです(わたしもそう)。

[c-2] バックアップ with WP+Yahoo!pipes”Twitter Digest”+WP-o-Matic

TwitterToolsがうまく動かない場合でも、こんな組み合わせで、同じようにDB蓄積+daily postsを実現することができます。今のよめいりtweetsは、この方法を利用して投稿させています(つぶやきカテゴリ内)。ちょっと敷居が高いかな。でも汎用性の高い方法なので、一旦設定してしまえば、後々いろいろ応用がききます。欠点は、20tweets/日までしか拾ってくれないこと(TwitterDigestの仕様)。また、日付の区切りが日本のそれではないので、日付に関してはアバウトな点です。

[d-1] バックアップ with WP+twitill

日本の作者さんによる「Twitterのつぶやきをまとめてブログに投稿」するサービス。mixiとメール送信に対応。実際に使ったことはないので想像になりますが、WPでメールでの投稿を可能な状態に設定しておけば、このサービスのメール送信と組み合わせて、WPへのまとめ投稿が可能になるのではないかと思います。まとめる間隔を1日〜7日で指定できるのが面白い。ほかにも、ヘッダー・フッター設定や、クライアント名(投稿元)によるフィルタリングなど、かなり細かな設定が可能です。国産なのでおそらく日本時間で動いているであろうこともポイントが高いですね。TwitterToolsの代替として使いやすいのではないかなと思います。

あ、必ずしもブログと連携させる必要はないのかな? RSSって何? Wordpressって何? という方がメールで(1日〜7日ごとに)バックアップをとっておくのにも使えるのかもしれません。

[d-2] バックアップ with WP+twtr2src

こちらもまた、日本人の作者さんによる「tweetsをまとめてメールしちゃうよ」的サービス。twitill同様、試していませんが、おそらくWPへのdaily postsが可能になるはず。こちらのサイトで手順が丁寧にまとめられています(解説はBloggerの設定についてですが、WPにも応用できると思います)。

ちなみに、ここよめいりでは、全体のfeedからはtwitterのdaily postsは抜いています(…のつもりが、抜けてませんでした、すみません! たぶんしばらく前のWPのバージョンアップ辺りから? あわてて修正。今後は大丈夫だと思います。ご迷惑おかけしました)。ブログ投稿の合間にtweetsが挟まるのであれば問題ないのですが、tweetsの間にブログ投稿が挟まるような(ブログ投稿の頻度が低い)場合、tweetsってちょっとうるさく感じてしまうので。わたしが使っているのは、WPのSideblogプラグインのおまけ的機能ですが、SimplyExcludeプラグインなどはその機能に特化したものかも(未使用)。

しっかりローカルにバックアップをとって、安心のtwitterライフを送りましょう〜。
 
 
<追記(2011/09/20)>
WP-o-Matic+TwitterDigest@Yahoo!pipesで自動投稿させていたつぶやきですが、twitter本家で何か(feed URL?)変更があったためでしょうか、8月下旬くらいからうまく投稿できなくなっていました。そのため現在は、WP-o-Matic+Twilog RSSで投稿させています。

 Twilog feed
 http://twilog.org/rss-feed/アカウント名

でWP-o-Maticのcampaignをつくればok。ちなみに現在のtwitter本家feedは、

 Twitter本家feed
 http://twitter.com/statuses/user_timeline/アカウント名.rss

で取得できます。また、ひさしぶりにaddonを探してみたら、WP-o-Maticを簡易にしたようなものを見つけました。

 WordPress › RSS Digest « WordPress Plugins
 http://wordpress.org/extend/plugins/rss-digest/screenshots/

各種feedから、daily/weeklyでのまとめ自動投稿(digest post)が可能です。設定も簡単。ただ古いfeedが下になってしまう点は好みかな。わたしはこれが苦手で導入を見送りました。いずれ設定で変更できるようになるといいですね。

Posterino・その後(郵便はがき送付サービス終了)

ポストカードを気軽にデザインできるアプリPosterinoですが、2009年6月末をもって、郵便はがき作成&送付サービスを終了するとメーカーより連絡がありました。

以下、メーカーブログの該当記事をおおざっぱに訳してみました。

今日はみなさんに残念なお知らせをしなければなりません。the Swiss Postの小規模事業向けポストカードサービス終了に伴い、Posterinoの郵便ハガキ作成&送付機能も2009年7月1日をもちまして終了となります。

幸い、これまでに買っていただいたクーポンにつきましては、7月1日以降もお使いいただけます。ただし、今後はPosterino内の郵送機能を利用する代わりに、the Swiss Postのウェブサイトより手続きしていただく必要があります。

  1. Posterinoでハガキを作成します。
  2. ツールバーより「エクスポート」を選択、そこで「ディスクに保存」を選んでください。
  3. the Swiss Postのはがき作成サイトに行きます。ページの左上で利用言語を変更することができます(※日本語はないようです)。
  4. 「Private customers」を選んでください。
  5. 「Design postcards now」ボタンをクリック、「Use own images」で先ほど保存した画像ファイルを指定します。
  6. ハガキ作成が終わったら、購入済みクーポンのコードにて支払いをします。

わからない点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

郵便はがき作成&送付サービスは、Posterinoの機能の中では決して大きなアピールポイントではありませんでした。が、わたしはこの機能をとても気に入っていましたので、手放さねばならないことを残念に思います。同じ気持ちの方もいらっしゃいますよね。ですから、今後も代わりとなるサービスを探していきます! もしPosterinoに向いていそうなこうしたサービスをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひわたしたちにお知らせください。

今回はじめて知ったのですが、Posterinoの郵便はがきサービスは、スイスの郵便局(?)が行っているこうしたサービスを利用したものだったのですね。Posterinoのスマートなデザインに比べ、できあがって送られてきたものが今風とは言いづらいものだったり、Posterinoがきれいに日本語化されているのに対し、郵便はがきでは日本語が通っていなかったりと、そのちぐはぐさに首を傾げていたのですが、それはこういう理由だったのだなとようやくわかりました。

郵便はがき作成&送付という機能は、少なくともわたしにとってはPosterinoの魅力の半分くらいを締めていたものでしたので、正直、とても残念です。メーカーも無念だろうなと思います。が、それがなくなってもなお、Posterinoのはがき作成におけるインターフェイスは素晴らしいものですし、また今回のメーカーの対応にも感心させられましたので、今後もPosterinoを応援していきたい気持ちに変わりはありません。

願わくは、the Swiss Postのそれよりももっとzykloidの優れたデザイン性が活かされるような類似代替サービスがうまく早く見つかりますように(もちろん日本語も通って!)。がんばれ〜。

<追記(2009/03/20)>
昨日のQu-sにつづき、今日はPosterinoがMacUpdatePromoの対象のようです。$24.95→$14.95(40%オフ)。あと約19時間半。real postcard機能がなくなることで心配しましたが、(それがなくとも)プロモ欄でもなかなか好評なようでうれしいです。