ホルモン治療・放射線治療

先月末、ついに抗がん剤が終了しました。

 ワッホーイ! 

っとバンザイしかけたところ、ババが心不全で入院するわ、ほたるがじんましんから来る喘息(なのかなぁ)で救急車呼ぶわ、「ワッホ…」と両手を半端に挙げたまま、喜びのタイミングを逃してしまい、今に至ります。(あ、幸い、ババもほたるも今は元気に過ごしています。)

さて、抗がん剤が終わると同時に、喜ぶ間もなく突入したホルモン治療も、開始から早3週間が経ちました。乳がんには、女性ホルモンによってがん細胞が活性化してしまうタイプのものが多いのですが、わたしのものにもその傾向(ER-/PgR+)があるため、女性ホルモンを抑制することによってがん細胞の増殖を抑えていくというわけです。薬1日2錠。月1回通院。5年〜10年継続。女性ホルモンを抑制するため、出てくる副作用はほぼ更年期障害のそれとイコールのよう。ちなみにこの間、生理も止めてしまうため、妊娠もできません(これは素直に残念)。

また、先週月曜からはじまった放射線治療も2週目に入りました。こちらは術部周辺に残っている(かもしれない)がん細胞を放射線によってビビビと破壊する治療。期間は 4〜6週間と短めですが、なんと平日5日毎日病院通い(実際の照射時間は数分なんですけれどね)。こちらの副作用は、患部の日焼けが主。あとは人によってだるさや吐き気やうつ症状などいろいろな模様。

以上2種の治療をほぼ同じ時期にはじめたため、どの副作用がどちらのものだか今ひとつわからないのですが、今のところ、大きな副作用はなく、午後〜夕方にかけて少しだるい&眠いかなというのと(ただの通院疲れと思えなくもない)、夕方、首筋が異様に凝るくらい(これは結構つらい)。あと少〜し胸焼けがあるかなぁ。でも一番つらいのは、毎日通わねばならない、その点かも。11時〜1時ぐらいの2時間ほどなのですが、仕事をブツッと中断されるため、波に乗り切れない日々がつづきます。簡単に考えていたのですが案外これが辛いですね。早くペースをつくらないと。

抗がん剤が「天気とどしゃぶりを行ったり来たり」な感じだったとしたら、ホルモン治療+放射線治療は「常に薄曇り」といった感じでしょうか。それもまぁどんなもんかと思いますが、今のところ、抗がん剤に比べれば体ははるかに楽です。

数週間たってから症状が出てくることもあるようなのでまだ安心はできませんが、そんなこんなで(ペースは乱れつつも)まぁ、ぼちぼち過ごしております。

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