Monthly Archive for 1月, 2008

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家の建て替え

家の建て替えは、まだもうしばらく先になりそうだというお話。

今、二世帯(正確に言うなら役所的には三世帯。中身はまるきり一緒の生活だけれど)で暮らしているこの家は、築30年くらい。生活するだけならこれと言って大きな不満もなくまあまだ現役だけれど、耐震面などではやはりちょっと不安もある昨今。こどもの成長なども考え合わせると、ほたるが小学校のうちに建て直すようかねぇ、とままと相談していました。わくわく間取りなど考えたりしながら。

けれど、そのままが急に旅立ってしまった今、建て直しはもう少し先になりそうかなぁと感じています。

ひとつに、ばばの目のこと。白内障に緑内障に網膜症と以前からいろいろな目の病気を持っていて「いつかは失明しますよ」と医者に言われてきたばばだけど、ここに来て、急激に目が見えなくなってきています。たぶん一番影響しているのは網膜症なのかな。今はもう近くでも人の顔などよく見えないみたい。テレビも好きな時代劇をつけてはいても、背を向けて声だけ聞いているような感じです。そのばばにとって、建て替え時期の1年くらいと完成してその後ずっと、これまでと違う家で過ごさねばならないというのは(もうその頃には失明しているかもしれないし)不安かつ苦痛なことだろうなと。たとえ新しい家が物理的に目の不自由な人に快適なつくりであったとしても、精神的に。

また、ままのことがあってから、じじとばばにこの家への執着が以前に増して大きくなっていることも感じます。ばばに関してはまあ年寄りですしね、もともと愛着があるように感じています。ままとわたしが嬉々として建て替えの話などしていたときにも、あまりうれしそうではなかった。ままなき後、その気持ちはさらに強くなっているでしょう。まして認知症も出てきている(感じの)今、住み慣れた場所を移るというのはあまりよくないと聞きます。が、ばばについては想定内と言えば想定内。想定外だったのは、じじの方です。頑固で厳しそうに見えて、実はミーハーで新し物好きなところもあるじじ。家の建て替えについても決して反対ではありませんでした。どちらかというと楽しみにしている感じ。ところがままのことを境に、「この家はまだ使えるしな」「(数年前の簡易)リフォームのときにも、設計士がこの家は丈夫だと感心していたしな(←たぶん言ってない。どちらかというと中の構造的なことなのではっきりとはわからないけれど耐震性にはもしかしてちょっと…みたいな反応だった。が勝手にいい風に変換されちゃってる)」と、にわかに及び腰に。自分が現役なうちは建て替えてほしくない、というようなニュアンスに変わってきました。まぁわかるんですけれどね。ずっと暮らしてきたうちですし。あちらこちらにままの記憶が刻まれているし。

わたしとちちは、そろそろ建て替えたいな、という気持ちです。ちちはおそらく耐震面で。なにしろ阪神淡路大震災の経験者なので。わたしもやはりほたるなど守らねばならない存在がいることだし耐震面では不安を感じています。それから、家を建てることへの好奇心と。

でも、じじばばのことを考えると、うーん、もうしばらくは難しそうかなぁという結論です。

こういう話もどうかと思うけれど、ままがいなくなってから、人の死というものがえらく身近であまりわたしの中ではタブーでもなくなってきたので言ってしまうと、まぁ、ばばも平均寿命や今の状態を照らし合わせると、あと数年かなぁと思います。ばば自身もあと2〜3年かなと言っている。まぁ、20年くらい長生きすることも考えられるけれど。じじは、平均寿命まであと10年ちょっとくらい。建て替えるタイミングは、ばば以降じじ以前、という感じかなと今は思っています。あまり遅くなるとそれはそれでわたしたちも年があがってきて、ローンなど必要となった際に辛そうですしね。

中学になったらさすがに必要だろうなぁと思っていたこども部屋については、ままの部屋がひとつ空いたことと、なかなか二人目を授からないことから、今のところ間取り的にはなんとかなりそう。

建て替えがまだ先なら、まずは耐震性についてできることから。今年は「浮いたお金」を防災に回す、わが家の防災年にしよう〜とちちと相談しました。まだついていない火災報知器を義務づけられてる箇所につけて〜(これは対火災)、消化器も買った方がいいのかな。あとは、各部屋の倒れそうな棚に金具くっつけて、各寝室に常設靴を設置して、予備の食料と水を用意して、防災バッグ?も揃えて。こう考えるといかに今何もやってないかわかるな〜。テレビとか見てそのときだけ「やろう!」って気になってもなかなか実行に移せないから、1年かけて少しずつ準備していこう。

macbook内蔵HDD交換(その3)データ移行

復元1回目。

2時間ほどの復元がそろそろ終わるかなという残り15分のところで固まる。マウスは動くけれど、操作は一切きかない。強制再起動。

復元2回目。

もう1度、内蔵HDD(旧)より立ち上げて、ディスクユーティリティで中途半端に復元されたものを消去してから、再度、同じ手順でGO。残り56分でフリーズ。今度はマウスも動かない。強制再起動。

手当て。

普通にすら〜っと通り過ぎるつもりだった復元が2度もエラーになったため、同じようにやってもまた同じことだろうと思い、内蔵HDD(旧)内蔵HDD(新)の両方にディスクユーティリティFirstAidにて「アクセス権再修復」および「ディスク修復」を行う。さらに、買ったばかりのFirewireケーブルが不安定(外れやすいとか…)という可能性もあるのかなぁと思い、USBでつなぎ直す。

復元3回目。

よし。これでどうだと3回目。残り17分でフリーズ。強制再起動。ができない! どういうこと〜! 電源はついているのに、操作はまったくきかない。仕方がないので、やりたくなかったけれど、電源コードを抜いて、バッテリを外す。超強制終了。涙。

インストール1回目

再度、起動。インストールディスクが入ったままなので、それから立ち上がる。

ここで方針変更。復元ではなく、osインストール+移行アシスタント、という方法をとってみることにする。これがだめならTimeMachineからの移行、それでもだめならCCCという復元ソフト。もしどれをやっても同じくらいの容量まで入ったところで止まってしまうのだとしたら、HDDの初期不良かもしれない。とりあえず、まずはosインストール+移行アシスタント。

日本語選択。続くを選択。他にもmacあります! 「他のmac」を選ぶ(これが間違えでした)。Firewireでつなげと言われてしまう。今、USBだよ〜。さっきつなぎ変えちゃったよ〜。仕方ないので、移行アシスタントは後で実行することにして、osインストール実行。1時間。終わったところで、移行アシスタントのみ実行。ありゃ。またしてもFirewireと言われてしまう。ここで本当のmac2台ならばケーブルだけつなぎ直せばいいところですが、何しろ外付けから立ち上げてるわけなので、そのUSBをひっこぬいて、Firewireでつなぎ直し、というわけにはいかない。少なくとも立ち上がってる状態では。

仕方ない、とにかく一度落として、それでケーブル取り替えよう。

迷走。

電源を落として、ケーブルを引っこ抜き、Firewireにつなぎ変えて、ジャーン。起動。が、途中からカリッカリッという音でなかなか進まない。これは先の復元の際にとまってしまったときと同じ音だ〜(微妙に違うけど〜)! と、起動途中に電源を消す。そして、内蔵HDD(新)を外す。長時間に渡る緊張とエラーで思考力低下。再度、電源ボタン。ジャーン。起動。カリリッカリリッ。今度は、本体(内蔵HDD(旧))からさえ立ち上がらなく。

もうろうとした頭で、しばし考える。これは、外付け(内蔵HDD(新))が起動ディスクに指定されているためかも。もっかいバッテリー外して、外付けをくっつけて、再度、起動。カリッカリッにも耐えて待つこと数分。

あっぷるまーく!!!

内蔵(新)内蔵(旧)さらにインストールディスクまで読み込まなきゃいけないため(強制再起動を繰り返したりしていたためそのチェックもしてたかも)起動に時間がかかっていただけのようでした。

とにかく、外付けになっている内蔵(新)が立ち上がりました(心底ほっ)。いちいち起動に時間がかかるので、インストールディスクはここで抜いておく。そして、移行アシスタントで今度こそ「別のmac」からFirewireで移行!

が!

古い方のmacを再起動してください、の文字。再起動? 今内蔵されてる内蔵(旧)をそれだけ再起動? それって無理なんじゃ。もうなにがなんだかわからなくなりつつ、起動ディスクを内蔵(旧)に戻し、再起動。なつかしい画面。もういいよ。いいよこのままで。ここから離れたくないよ。容量少なくてもしあわせだよ。という気持ちをむりやり奮い立たせ、内蔵(新)再度フォーマット。それじゃあTimeMachineからの移行もやってみよう…。

インストール2回目+移行アシスタント

またもやきれいになった内蔵(新)に、再度インストールディスクから立ち上げ、インストーラでosインストール。「ほかのmacがありますか?」のところでTimeMachineを選ぼうとして、はたと思い当たる。「同じmacのボリューム」って選んだら何が出るんだろう。なんとここで「内蔵(旧)」が出ました。

ここだったんだ! ここを選べばどうやらFirewireでもUSBでも(マウントされていれば)問題なかったぽい。おまけに再起動なんかも必要ない。最初に気づいていれば〜。

迷わず(実際はちょっと聞き慣れないHDの名前だったので(←昔自分でつけて忘れていた)迷ったんだけど)、すべての項目にチェックして(それでも合計容量が足りない気がしましたが)インストール&移行! 待つこと1時間半〜2時間(そろそろ夜明け)ようやく(旧)とほぼ同じ(新)ができあがりました! 起動もできる!

検証

ただ、(旧)と(新)を比べると、61.5GBと41.5GB。20.0GBも容量に差がありました。見たところ、完璧に移行されてるような気もするのに、一体なんの20GBが消えてしまったんだろう? と、2つを比べてみると、ありましたありました、Leopard導入時にアーカイブインストールした「Previous Systems」がすっぽり抜けておりました。移行の際に、前々回のシステムを移行対象としないというのは、理に適っているかもしれません。ちょっと感心。

これがちょうど20.0GBほど。あとは細かな差こそあれ大きな違いはなく移行できているようだったので、Previous Systemsだけ、手移しで移行することにしました。(旧)から(新)に、コピー。

その際、パスワードが要求される場合があります、とダイアログが出て、その後、Finderをいじるのにはパスワードが必要です、と入力を求められました。入力後はすんなりコピー完了。

もしかして、コレ?

ディスクユーティリティの復元では、復元がストップした時にコピーが終わっていた容量は56GBほど。Previous Systemsも(対象外とはならず)コピーされているようでした。もしかしてその復元の際に、このFinderをいじるためのパスワードが要求されていて、止まってしまったとか?

そういうことであれば、今後、HDDが不安定でトラブル頻発ということにもならなそうなので、ひと安心なのですけれど。どうでしょうね?

今朝は、引き続き、(新)を外付けにしたまま、起動ディスクとして使ってみています。しばらく使ってみて… そうですね、これだけトラブルがあった後なので、数日〜1週間くらいでしょうか、その後、問題なさそうなら、物理的な入れ替えを行いたい(行ってもらいたい>ちちに)と思います。

いや、でも、あれです。まだLeopardに移行して3か月ほどなのに、それでもいろいろゴミがたまっていたのでしょうか、システムを新たに入れ直した(新)すごく快適です。思わぬ副産物〜。

macbook内蔵HDD交換(その2)HDD外付〜復元

  1. 内蔵HDD(新)を、HDDケースに入れて、外付けにする。

    …と、言葉で書くと一行ですけれど、何しろ初めてのこと。かなり心臓に悪い作業でした。ケースのねじをとり、ケース基盤(?)を取り出し、HDDをはめ込み、再びケースに戻し、ねじを締める。手順はケースの説明書に書いてあるのですけれどね。静電気おきたらどうしようとか、あれ、基盤ひっぱり出せないぞとか(反対側から押すのが正解でした)。でもなんとか完了。静電気もたぶん起きてない。

  2. 内蔵HDD(新)を、フォーマット(初期化)。

    これも迷いながらディスクユーティリティにて。ディスクの初期化は初めてではなかったと思いますが、os7か8ぶり? 確かかつては「初期化」とはっきりわかるものがあったような気がするのですが…。手がかりを頼りに「パーティション」と「消去」(だったかな…すでに忘れてる)で、

     ・Mac OS 拡張(ジャーナリング)
     ・GUIDパーティション

    を選択して、実行。名前は適当に。わたしは「Macintosh HD 2008」としました。そして、できてきた(デスクトップにマウントされた)アイコンから「情報を見る」を選んで、一番下にある

     ・「このボリューム上の所有権を無視」のチェックを外し

    ました。よくわからないけれど、ココ、大事らしいです。さてこれで内容物を移し替える準備が整いました。

  3. macをインストールディスクから再起動。

    まずは、勝手になにかが発動しないように、AirMacをオフにしたのち、TimeMachineにてこの状態をバックアップ。終わったらTimeMachineもオフ。外せる周辺機器はとりあえず外して、内蔵HDD(旧)にインストールディスク挿入。インストーラ立ち上げ。すると再起動するかと聞かれるので、yes。「c」を押すこともなく、インストールディスクより立ち上がる。

    ウェルカム画面の音が大きさにバクバク。

  4. ディスクユーティリティの「復元」にて、内蔵HDD(旧)を内蔵HDD(新)にコピーする(旧がソース、新が復元先)。

    ウェルカムアニメの後に「日本語」選択。「ユーティリティ」(だったかな)から「ディスクユーティリティ」選択。「復元」選択。ソースに「内蔵HDD(旧)」を、復元先に「内蔵HDD(新)」をドラッグ。復元開始!

で、でで!

ここまでは、時折迷いながらもなんとか大きな間違えはしてない感じで到着。あとは復元して、起動さえうまくいけば、ほぼ完了〜。とかなり楽観的な雰囲気になりつつあったのですが。

ここから悲劇ははじまります。(つづく)

macbook内蔵HDD交換(その1)手順確認

macbook購入直後から心許なく思っていた内蔵HDD(110GB)。

外付けHDDやらipodやら各種メディアやらにとりあえず不要なものを移動してはその場をしのいできましたが、いよいよもって足りなくなってきたため、ついに重い腰をあげて交換することにいたしました。

かなり不安だったので、数週間にわたり慎重に情報を集め、よし手順はこれでバッチリ! と思えるところまで来てようやく実行。なのに。なのになのに。ススイと軽く進むはずのところで予想外のトラブルに見舞われ、昨日は泣きべそかきながらの14時間でした(午後1時から午前5時)。ようやく少し落ち着いたかに見えるので、まだ途中ですが忘れぬうちにメモ。

予定していた手順はこんな感じでした。

1 内蔵HDD(新)を、HDDケースに入れて、外付けにする。
2 内蔵HDD(新)を、フォーマット(初期化)。
3 macをインストールディスクから再起動。
4 ディスクユーティリティの「復元」にて、内蔵HDD(旧)を内蔵HDD(新)にコピーする(旧がソース、新が復元先)。
5 内蔵HDD(新)から、macを立ち上げてみて確認。
6 問題ないようなら、内蔵HDD(旧)と内蔵HDD(新)を物理的に入れ替え。

これでしばらく(数日)使ってみて、問題がなければ、

7 内蔵HDD(旧)を、初期化。
8 内蔵HDD(旧)を、HDDケースに入れて、外付けにする。
9 内蔵HDDでTimeMachineを作動させる。

問題があれば、内蔵HDD(旧)をもう一度入れれば大丈夫(なはず)。少しずつ異なるみなさんの経験談などからミックスして、いちばん自分に合ってそうなプランをつくったつもりでした。たぶん、実際、これで何も問題はなかった…はず。

それなのに。(つづく)

WhereWeather(天気予報表示アプリ)

洗濯物や、家族(特にこども)の服選びのためいつも空模様を気にしている主婦にとって、ありがたいことこの上ないアプリです。

 WhereWeather:そういう説もある。
 http://homepage.mac.com/nanigashi/software.html

日本気象協会のサイトからデータを(自動で)ダウンロードし、天気・最高気温・最低気温・降水確率の予報を表示することができるアプリケーション(スクリーンショットウェア)。

 whereweather.png

  • 対象となる地点は日本各地の143拠点から選択でき、表示先にはメニューバーとフローティングウインドウを選ぶことができます(併用も可)。
  • 表示量の少ないメニューバーでも気温/降水量の表示/非表示を選択可能。
  • より多くの表示が可能なフローティングウインドウでは、複数の地点の予報や、二十四節気を表示することもできます。
  • 文字色、フォント、アイコン画像、縦横のスタイルなど、見た目も細かにカスタマイズ可能。

一見シンプル、その実、かなり設定の充実したアプリです。

ダッシュボードの「空模様」にアクセスするのがもどかしく感じられる方。より高機能な天気アプリを求められている方。天気確認のため結局いつもわざわざMYYahoo!にアクセスされている方(すべてわたし)などに力強くおすすめします。常に視界に捉えられ、かつ、じゃまにならないメニューバーのみの表示がお気に入りです(起動項目に入れてます)。

ちなみにmacの前にいないときには、携帯でウェザーニュースを。月100円の会員になっています。こちらも十分もとはとっていると思う。とても便利なので、いずれまたご紹介など。

海外にお住まいの方はこちらをどうぞ。

 WeatherDock – Alwin Troost .nl
 http://www.alwintroost.nl/?id=9

メニューバー/ドック/フローティングウインドウに天気を表示してくれる似たタイプのアプリです。