EagleFiler

また新しいノートアプリを見つけてしまった。

これまでまったくひっかかってこなかったけれど、レビューを見ると、Yojimboなんかとよく比較されてるみたい。

 EagleFiler: Collect, Organize, and Search Your Information – For Mac OS X
 ”Archive and search mail, Web pages, PDFs, chats, and more.”
 http://c-command.com/eaglefiler/

ノートアプリというよりは、スクラップに重点が置かれているのかな。ここであれこれ書き込み編集をするというよりは、いろいろなものを放り込む感じ。多くの主要アプリと連携が可能(それらのデータを取り込み可能)なところが大きなポイントみたい。わたしが他と比べて特徴に感じたのは、ひとつひとつのデータがひとつひとつのファイルとして記録されるということ。これは、まさに今後のappleの方向に沿っているのだろうな。2.5くらいな感じ。

# <追記(2007/11/18)>
# 
# よく見たら、Jounlerなどもそうでした。そうか、こうしたアプリというのは、1タイトル1ファイルで管理されているのですね。そういう時代なんだ~。気づかず恥ずかしい。

タグももちろん使えるし、いろんな形式を放り込めるし、スマートフォルダはないけれどまあまあ左フレームメニューも使えるものだし、有望なアプリなのだろうと思う。レビュアーたちによると、会社やこのソフトへの信頼度もかなり高いようで、それもいい。

ただ、スクラップとメモを同時に扱いたいわたしとしては、mac内のファイルにリンクが張れないのが、惜しい。ドラッグすると、そのままコピーするか、エイリアスをつくるか、みたく聞かれて、エイリアスを選ぶと確かにデータ内にアイコンが表示されるのだけれど、クリックしても何も起こらない。他のいくつかのアプリのように、ドラッグ+コマンドでドロップしてみても、やはりアイコンが表示されるだけでなにも起こらない。ファイルそのものを放り込むことはできるのだけれど、またその放り込んだファイルへメモ内でリンクを張ることはできるのだけれど、メモで外部のそこにリンクすることがうまくできず、う~ん、どうなのかなぁ。

そうしてドラッグしたアイコンのあるファイルはなぜかうまくセーブされない(中身が消えてしまう)。EFに放り込んだファイルに、EFのメモからリンクを張っても、それもまた一度別のメモを見ると消えてしまう。これはまあバグなのだろうけど。

いくつもバージョンを重ねているらしいアプリなのに、遊びが少ないのもちょっとさみしい気もする。例えば、背景の色を変えられたり、背景リストビューに縞模様が出たり。スマートフォルダもできれば欲しい。

地味で堅実でいいアプリだと思うけれど、あともうひと息、なのかなぁ。

<追記(2007/11/18)>

EagleFiler、ウインドウ内の(インラインでの)エディタでは、上記のような現象が起こるけれど、リストをクリックして、テキストエディットを開いた上で、ファイルをドラッグ&コントロール+ドロップし(てセーブし)た場合には、ファイルクリックできちんと該当ファイルが開く(リンクができている)し、ウインドウ内のファイルアイコンも消えることなくきちんと表示されることがわかりました(※)。ただ、ウインドウのエディタ部分からファイルをクリックしても特になにも起こらず。該当ファイルを開きたい場合には、一度、テキストエディットを立ち上げる必要があるみたい。インラインのエディタがもうちょっとシームレスになるといいですね。

※ ローカルファイルへのリンクを張るのに、ドラッグ&コントロール+ドロップするというのは、どうやらテキストエディットの仕様であり機能なのですね? で、そのリンクが一度セーブしないときちんと動作しないというのも、EagleFilerやTogetherではなく、テキストエディットの仕様みたい。

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