やっぱり喘息

昨年の今頃、喘息を疑ったほたる、やはり、やはり、喘息でした。

 19日(水)夜、少し咳が出だす。いつもの風邪だなと思う。
 20日(木)仕事がたまっていたので休ませられず、保育園。早めにお迎え。夜、苦しそう。
 21日(金)午前 かかりつけの小児科に。やはり風邪の診断。夜、非常に苦しそう。
      深夜 ちちの「やはり喘息では」の言葉で、都立病院のERに。血中酸素濃度90〜92。
         吸入1回、レントゲン、吸入1回、薬処方、で帰宅。
         呼吸浅いもなんとか朝まで過ごす。
 22日(土)午前 昨夜ERで予約を入れてくれていたので、再度、都立病院小児科へ。
         吸入、吸入、点滴、吸入。点滴の途中から少し食欲は出てくる。
         が、顔色、唇の色は悪いまま。連休に備え、ステロイド薬処方。
         少しずつ呼吸は落ち着いてきた。でもまだ心配。
 23日(日)だいぶ落ち着く。痰のからんだ咳はまだときどき。睡眠はとれるようになる。
 24日(月)さらに落ち着く。救急車、入院は、今回は免れたかなと感じた。
 25日(火)午前 いつもの小児科へ。喘息にはやはり「う〜ん?」な様子。
         点滴を受けたという事実がなければ、やはり喘息とはわからないとのこと。

今回、病院でそうとは言われませんでしたが、あとからいろいろなサイト等を見る限り、血中酸素濃度的には大発作、反応としては中発作という感じだったものを思われます。

ERの小児科では、かなり悪い発作です、ここ(の病院)は入院基準が厳しめだから、様子を見る感じになりますが、病床数に余裕があって入院基準が低く設定されている病院ならこの(血中酸素濃度の)数値だけで即入院です、と言われました。普通なら大暴れしていてもおかしくない状況なのだと。

でも、今回の発作、はじめてじゃないんですよね。にもあった。今回よりもっと唇が白くなって不安になったこと。そしてそのときも喘息を疑ってかかりつけの小児科にも相談したけれど、(音が聞こえないので)違うだろう、と診断され、不安は完全に消えないままにも、そうなのか、違うのか、とそれ以上きちんと調べずにいたのでした。

が、今回でそれだけひどい発作だったのだとしたら、前回、わたしの目で見た限り、もっとひどかった前回はどれほどのものだったんだろう。医者の言うことを鵜呑みにせず、もっと自分の勘を信じるべきだった。それができなかった自分が悔しくて、ほたるに申し訳ない。あのとき大事に至らなくて、本当によかった。もしかしたら、いやきっと、すごく危ない状況だったのかもしれない。

ほたるの喘息の音は、聞き取りづらいのだそうです。発作の最中であれば聞き取れるようだったけれど、そうでなければ難しいだろうと、ERの小児科医も、翌日の小児科医も言っていました。それは同業の(いつものかかりつけの)小児科医をかばう意味もあったのかもしれないけれど。そしてさらに、ほたるの(喘息への)反応は、普通の子よりも鈍いよう。ERのお医者さんは「彼女はとても我慢をしているのだと思います」と言っていました(その後、ほたるに聞いた様子からは、我慢というよりも自覚が薄いというように感じたけれど)。音も聞こえづらい、苦しさへの反応も激しくない、だから周りがよくよく気をつけてあげないと大変なことになる場合もある。そう言われました。彼女は難しい、と。

自分が頑丈なだけに、人の病気や怪我に鈍感なわたしと、一見、丈夫そうなのに(痛みや苦しみには強いというか鈍いだけで)実はもしかしたらそうでもないかもしれないほたる。この組み合わせは、すごく危ない気がする。気づいてあげられるのかな。自信がなさすぎる。

ちちが喘息になり、ほたるが喘息になり。

同じことが3回起きたらもはや偶然ではない(どこかになんらかの理由がある)、というのがわたしの持論なのですが、今回はまだ2回でも、喘息、もう必然に感じます。これはズボラな母親(わたし)をもったが故の人災だ。なんとかしないと。部屋の掃除ー。掃除ー。掃除ー。

いい方に考えよう。

きれいすぎる部屋で同じことが起きたなら、それ以上進むべき道がわからなくて悩むかもしれない。でもわたしには、改善できる点がたくさんあるからー。やればきっとすごく変わるはずー。自慢じゃないが、まだまだいくらでも打つ手はあるぞー。

症状が不安定だったおとといまでは、本当に、実は、打ちのめされていたのです。ほたるを喘息にさせるまでに、これまで様々なことをさぼっていた自分への嫌悪や後悔と、これまで気づいてやれなかったこと、これから気づいてやれるかどうかへの不安と。かつてほたるを失うかもしれないと思った川崎病のとき、そしてままを失ってしまったときのことなど思い出して、本当に心細くて。

でも、発作が落ち着いて、ちょっとほっとしてからは、もう、これはやるしかないなと、少し気持ちの切り替えができたみたいです。やらなきゃ。やらなきゃですよ!

がんばるぞー。

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