K.I.Tが、Togetherと名前を変えて、大幅にver.up!(泣きそう!)
Reinvented Software – Together
”Keep your stuff together, find it again instantly”
http://reinventedsoftware.com/together/
Moriの不調にしびれを切らし、一番似ていると感じたK.I.Tの今後に注目していた矢先のこのver.up。なんだか天から降ってきたような幸運に、期待で震えてしまいます。絶対に裏切られないとわかっている小説をこれから読むときのような。新譜をこれから聴くときのような。
すぐ目の前にダウンロード済みのアプリがあるのに、開くのがもったいない~。
落ち着け落ち着け。まずちょっと整理しよう。
NewNOTEPADproに代わるものを、と思ったのがそもそものはじまりでした。これまで何もかもを放り込んできたそれはとてもよくできたアプリでしたが、そろそろ時代遅れな感じは否めなくなってきていて。いよいよ使えなくなってから焦るよりも、もっと新しいいいソフトがあるんじゃないか。ちょうどPanther→Tigerとosを移行して数ヶ月、新しいアプリ探しに燃えている時期でした。
なんでもかんでも放り込んでいたNewNOTEPADpro。なにを放り込んできたか、情報の内容を意識して分類したこともありませんでしたが、新しいアプリを見て回る中で、いくつかの種類があったんだなということに気がつきました。
・個人情報(パスワードなど漏らしたくないもの)
・インプット情報(外から自分に入ってくる情報、スクラップ的な)
・アウトプット情報(自分の中から外に出て行く情報、考え、思い)
もともとひとつのソフトで管理していたものなので、今回も最初はひとつのソフトで代えることを考えていましたが、それらが必要とする機能はそれぞれ違っていて、それならばいくつかに分けて管理した方が効率がいいのかもしれないと途中から考えを改めました(すべてをきれいに使い分けられるのかという不安はやはりまだ今でもありますが)。
・個人情報は、Yojimboにお願いすることにしました。
・アウトプット情報(のうち個人的なもの=日記)は、Mémoiresに託すことにしました。
残るは、インプット情報とアウトプット情報の一部(考察、考え。日記より客観的なもの)です。Journler。MacJournal。DevonThink/Note。VoodooPad。NOTAE。K.I.T。EagleFiler。いろいろ見て歩く中、自分がアプリに求めるポイントがいくつかわかってきました。
・フォルダ:階層化できること。スマートフォルダがあること。好きに並べられること。
・タグ :つけられること。自動補完されること。
・検索 :spotlightに対応していること。
・UI :直感的であること。Mailライクであること。
・リンク :ローカルのファイルにリンクが張れること。
・その他 :スクラップ特化でなくノートとしても使えること。
・全体 :ver.upが頻繁かつ安定したアプリであること。長く使えること。
ひとつひとつは決して珍しいものではないと思いますが、すべてを満たすものとなるとなかなかなく、ようやくMoriに出会えたときには小躍りするほどでした。けれどMori。本格的に使う前にLeopardへの移行を挟んだところ、ぱったり使えなくなってしまいました。
待ちました。2度ほどverがあがりバグフィックスが行われました。けれど未だバグは直らぬまま。新しい開発元の技術力やサポートに次第に不安が募っていきました。仮にこれでバグが直ったとしても、Moriは正常に進化できるのだろうか。他のアプリを探すべきだろうか。
K.I.Tには、このアプリ探しの旅の間、何度も行き会っていました。きれいなアプリだなと思っていました。けれど、フォルダの階層を排した潔い設計は、まだフォルダから自由になり切れていない(フォルダがありつつ、spotlightやタグで縦横に検索できるという設計がわたしは好きなのだなと途中で気づきました)わたしには敷居が高くて。
けれど、その点以外では、K.I.TがいちばんMoriに近いアプリだと感じましたので、移るとしたらK.I.Tだろうかと行方を見守っていました。フォルダの階層については「敢えて取り入れないのだ」とFAQにありましたので、その方針は変わらないのだろうな…と思いつつ。いざとなれば、わたしの方が階層をあきらめて譲歩しなければいけないのかな…と思いつつ。
そうしたら… K.I.T 改め Together の登場です!!!
スクリーンショットで見る限り、フォルダが見えます! 階層も見えます! 泣けます~。つづく。
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