抗がん剤

ご報告遅れましたが、ゴールデンウィーク明けの先週水曜(7日)から、抗がん剤スタートいたしました。

抗がん剤と言っても種類いろいろなわけですが、わたしのやるのはCAFと呼ばれるもの。これを3週間1クール×6週間こなしていくことになります。最短18週? 途中、体調がわるかったりするとお休みになる週もあるようなので、まあ、半年くらいの道程になりそうです。

 1週目 C シクロフォスファミド(エンドキサン)
     A アドリアマイシン
     F フルオロウラシル(5FU)
 2週目 Fのみ
 3週目 おやすみ

吐き気など、目に見えて副作用が強いのは最初の週。2-3週目には白血球が減るため、感染予防が大事になり、白血球が増えてきた頃を見計らって次のクールに進むという感じ。毎日8回うがいをして5回歯をみがくように言われてますが…。忘れちゃうよ!

さて、その1週目がようやく終わろうとしています。

初日。つらかった〜。吐き気吐き気とよく聞くので、つわりのひどいものを想像していたのですが、わたしの場合、吐き気よりも全身のだるさ、倦怠感がひどかった。つわりよりはインフルエンザに近い感じでした。声を出したくとも力が出ない。体温を計りたくとも体温計が振れない。動くものを見ると目が回る。息も絶え絶え。ベッドでぐったり。うへ〜しんどい〜。これが急性期でした。寝たいのに眠れない。ただ、夜中、2度ほど胃の中のものを出したら、少しスッキリしてそこからはぐっすり眠れました。

2日目。前の晩と比べると明らかに調子がよくなっていました。ほたるを保育園に送って、macの前に座れる程度には。ただ、疲れが出るのか、夕方からは下降↓。夕飯の支度は、途中かがみこんだりしながら、休み休み。ほたるのお風呂も早めに帰ってきてくれたちちにお願いしました。でも、思っていたより元気。いつもの…6割ぐらい?

3日目以降。初日に比べると2日目が劇的によくなったので、以後、ぐんぐんよくなるのかと思ったら、案外そうでもなく、じわじわだらだらと疲れやすく気持ちの悪い日々が続いています(まだ今日も)。この、後から来る吐き気(と言っても、わたしは初日以外は戻していないのだけれど)は、確かにちょっとつわりに近いかもしれない。食べると気持ちが悪くなる、でも、空腹でも気持ちがわるくなる、だから間食間食となんだかずっと食べ続けている感じ。副作用で便秘気味ということもあり、体重が減るどころか増えてるよ! 食欲はそんなわけでかなりある状態だけれど、悲しいことに、本当に悲しいことに、ごはんがおいしくない。おいしいはずの、どう考えてもおいしいはずのごはんのおいしさが、いつもの4割減くらい。よく年を取ったり病気になったりするとごはんがおいしくないと聞くけれど、それがこんなに悲しいことだとは思わなかった。そしてどんなにわたしが食べることが大好きなのかもこれまで気づかなかったよ〜。珈琲豆乳のおいしくないことがこんなに悲しいとは。吐き気がもうちょっとあってもいいから、ごはんをおいしく食べたいよ! 便秘気味なのもちょっと深刻です。よくある便秘(旅行で数日我慢したら…みたいなもの)とは違って、腸が動くのを忘れてしまったような、そんな感じの便秘です。動く気配がない。律動がない。大丈夫なのか。これはちょっと医者に相談してみようと思います。

でも、総じて、わたしの副作用はたぶん(副作用が)強いと言われるCAFにしては、軽くて済んでいる方なのだろうと思います。ひどい人は、1週間寝込んだり、もっとひどいと入院になってしまう人もいるということだから。

もっと急性的な、一気に悪くなって、その後、一気に回復して! みたいなのをイメージしていただけに、1週間たってもまだ60%くらい〜という現状にはちょっとがっくりだけれど、まぁ、仕方ない、これがこういうものならば、そのつもりで仕事やらなにやら調整していくしかないなぁ、という感じです。長距離走は苦手だけど、がんばるぞ〜。

と、いうことで、今日はこれから1クール。2週目の点滴です。Fのみ。副作用皆無だといいなぁ。無理?

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