Twitterのバックアップ法を考えてみた(7種類くらい)

自分はそんなことない!と思っていましたが、Twitterが生活の一部になるに従い、ブログへの投稿は着実に減っています。復帰せねばと思いつつ…。(そんなリハビリも兼ねての今日の投稿)。

ようやく、というかなんというか、最近Twitterの話題をよく目にするようになりましたね。本家がいよいよモバイルに正式対応したり、他社が似たサービスを取り込んだり。まだこれからしばらくは盛り上がるんだろうなと思います。

生活の一部になると、気になってくるのがバックアップ。はじめたばかりの頃はあまり気に留めないかもしれないけれど、数ヶ月、数年単位で使っているうち、ライフログ(生活の記録、人生の記録)という言葉が実感を伴ってくるんですよね。「あれっていつだっけな」「あのときってどんなだっけ」という疑問が自分のTwitterログを検索することでハッキリしたりします。それにはやはりローカルへのバックアップ。Twitter本家で遡れるのは、3200発言まで(だったかな?)なので、できればそれ以内にはバックアップを開始したいところ。

ということで、バックアップ方法・数種類のご紹介です。

[a-1] バックアップ with Twitter RSS

おそらく一番手軽なのがこれ。twitter本家はそれぞれのアカウントごとにデフォルトでfeedを吐き出していますから、「http://twitter.com/自分のアカウント名」にアクセスし、そのページのfeedを購読すればok。購読して以降(設定によっては少し前から)のログがとれることと思います。このfeedに対しては、feed readerでずっとログを残しておく(一定期間が過ぎても、あるいは、一定発言以上になっても、ログを削除しない)設定にしておく必要があるでしょう。わたしは、(通常のfeed readerには別のアプリを使っていますが)Twitterのログに関しては、Mail.appのRSSで取り込んでます(検索しやすく、常時起動しているので)。

[b-1] バックアップ with TweetBackup

他社によるバックアップサービス。無料。Twitterアカウントでサインアップできます。日に1度(?)自動でバックアップをとってくれ、RSS形式、テキスト形式、HTML形式の3種類から選択してファイルをエクスポートすることができます(一括)。安定性に不安があるとの情報も(そもそも本家からして不安があるわけですけれども)。バックアップファイルを取得するには、わざわざここのサイトに行かねばならないので、勝手に降ってくるRSSなどに比べると少し手間ですが、過去のバックアップもとってくれるのはうれしい(3200発言より前のものは、Twitter本家の仕様によりとれないと思う)。以下、丁寧に説明されているページ。

[b-2] バックアップ with Twilog

国産のバックアップサービス。無料。Twitterアカウントでサインアップ。3200発言まで遡ってログを取得してくれる。以降、最長12時間ごとにバックアップ。つぶやきを日ごとにまとめて記録&表示してくれるのが特徴で、ブログ風にとっても見やすく表示してくれます(画像だって展開してくれちゃう)。設定画面より、CSV(SJIS)、CSV(UTF8)、XML(UTF8)の3種類でファイルエクスポート可。発言の削除や利用中止(退会)の機能がまだないけれど(必要な場合は、作者さんにtwitterで直接依頼)、とてもセンスがよく、今後に期待。RSSを吐いているので、本家の毎発言ごとのfeedがうっとうしい方は、これを登録する手もアリ。ただし、1日2度以上バックアップ&feedを吐くようなので、ブログのdaily posts等に応用するのはむずかしいかも(daily postsを実現したい方はcとdを参照)。

[c-1] バックアップ with WP+TwitterTools

WordPressな人にはおなじみのプラグインTwitterTools。たくさんある機能の中に「自動でtweetsをDBに貯め込みdaily/weekly postsをつくってくれる」というものがあります。自分の手のうちにデータが残るというのはやはり安心ですよね。環境によってはうまく動かないことがあるようです(わたしもそう)。

[c-2] バックアップ with WP+Yahoo!pipes”Twitter Digest”+WP-o-Matic

TwitterToolsがうまく動かない場合でも、こんな組み合わせで、同じようにDB蓄積+daily postsを実現することができます。今のよめいりtweetsは、この方法を利用して投稿させています(つぶやきカテゴリ内)。ちょっと敷居が高いかな。でも汎用性の高い方法なので、一旦設定してしまえば、後々いろいろ応用がききます。欠点は、20tweets/日までしか拾ってくれないこと(TwitterDigestの仕様)。また、日付の区切りが日本のそれではないので、日付に関してはアバウトな点です。

[d-1] バックアップ with WP+twitill

日本の作者さんによる「Twitterのつぶやきをまとめてブログに投稿」するサービス。mixiとメール送信に対応。実際に使ったことはないので想像になりますが、WPでメールでの投稿を可能な状態に設定しておけば、このサービスのメール送信と組み合わせて、WPへのまとめ投稿が可能になるのではないかと思います。まとめる間隔を1日〜7日で指定できるのが面白い。ほかにも、ヘッダー・フッター設定や、クライアント名(投稿元)によるフィルタリングなど、かなり細かな設定が可能です。国産なのでおそらく日本時間で動いているであろうこともポイントが高いですね。TwitterToolsの代替として使いやすいのではないかなと思います。

あ、必ずしもブログと連携させる必要はないのかな? RSSって何? Wordpressって何? という方がメールで(1日〜7日ごとに)バックアップをとっておくのにも使えるのかもしれません。

[d-2] バックアップ with WP+twtr2src

こちらもまた、日本人の作者さんによる「tweetsをまとめてメールしちゃうよ」的サービス。twitill同様、試していませんが、おそらくWPへのdaily postsが可能になるはず。こちらのサイトで手順が丁寧にまとめられています(解説はBloggerの設定についてですが、WPにも応用できると思います)。

ちなみに、ここよめいりでは、全体のfeedからはtwitterのdaily postsは抜いています(…のつもりが、抜けてませんでした、すみません! たぶんしばらく前のWPのバージョンアップ辺りから? あわてて修正。今後は大丈夫だと思います。ご迷惑おかけしました)。ブログ投稿の合間にtweetsが挟まるのであれば問題ないのですが、tweetsの間にブログ投稿が挟まるような(ブログ投稿の頻度が低い)場合、tweetsってちょっとうるさく感じてしまうので。わたしが使っているのは、WPのSideblogプラグインのおまけ的機能ですが、SimplyExcludeプラグインなどはその機能に特化したものかも(未使用)。

しっかりローカルにバックアップをとって、安心のtwitterライフを送りましょう〜。
 
 
<追記(2011/09/20)>
WP-o-Matic+TwitterDigest@Yahoo!pipesで自動投稿させていたつぶやきですが、twitter本家で何か(feed URL?)変更があったためでしょうか、8月下旬くらいからうまく投稿できなくなっていました。そのため現在は、WP-o-Matic+Twilog RSSで投稿させています。

 Twilog feed
 http://twilog.org/rss-feed/アカウント名

でWP-o-Maticのcampaignをつくればok。ちなみに現在のtwitter本家feedは、

 Twitter本家feed
 http://twitter.com/statuses/user_timeline/アカウント名.rss

で取得できます。また、ひさしぶりにaddonを探してみたら、WP-o-Maticを簡易にしたようなものを見つけました。

 WordPress › RSS Digest « WordPress Plugins
 http://wordpress.org/extend/plugins/rss-digest/screenshots/

各種feedから、daily/weeklyでのまとめ自動投稿(digest post)が可能です。設定も簡単。ただ古いfeedが下になってしまう点は好みかな。わたしはこれが苦手で導入を見送りました。いずれ設定で変更できるようになるといいですね。

0 Responses to “Twitterのバックアップ法を考えてみた(7種類くらい)”


  • No Comments

Leave a Reply