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ヅラ!

きちんと最初から書かなかったために、現在進行中の話と回顧話とがごっちゃになってすっかりわかりづらくなっている乳がん投稿です。こんにちは。

さて、今日は外来の帰りに、いよいよGW後に迫っている抗がん剤投与に向けて、かつら屋さんに行ってきました。抗がん剤で脱毛した人たちの話などを読んでみると、上は(定番らしい)スヴェンソンという会社の高級なものから、下はネット販売の安いものまで、選んでいるものは様々。そりゃあ余裕があるならば感じもよさそう物もよさそうなスヴェンソンに行ってみたいのはやまやまだけれど、せいぜいかつらって5-6万かな(それでも高い)と思っていたわたしには、20-30万(!)という金額は聞いただけで目が飛び出てしまうようなもので。かと言って、ネット販売の5,000円ほどのものをつけこなす自信もなく~。間をとって、サービスも金額も中間的なところを選んで足を運んでみました。

話を聞きに行っただけ…を装って店に入ったはずなのに(実際はもうあまり日もないので、いいのがあれば今日決めるかなと思っていた)、気づけばいろいろかぶせられ。鏡に向かって何度も噴き出してしまいました。

 全然似合ってないから!
 これじゃコントの人だから!

最終的には、頭のサイズに合うように内側を縫い合わせてくれたりとか、その上で、外側をカットしてくれたりだとかするようなので、もうちょっとマシになるのだろうけれど、これじゃちっともイメージ湧かないよ! いや、でも、そう、あまり日もないので、いくつか候補を絞って、取り寄せなどもお願いして、再度足を運ぶことを約束して今日は帰ってきました。はふー。思ったより手ごわいかも。

かつら屋を出て、ちょっとくたびれながらも、今度はお楽しみ、ほたるの水着探し。GWは毎年、山梨で屋内の温水プールに行くのが定番なのです。さすがにまだこの時期、水着を置いているところは多くありませんでしたが、それでもなんとかまぁいいかなと思える水着を調達して帰ってきました。

帰ってくるなり、じじがお出迎え。

 じじ   「なに、もう買ってきたの」
 わたし 「ん?」
 じじ   「ほらそれ(わたしの手にある紙袋を指差し)、ヅラ。」

いや、これ、ZARA(注:スペインの衣料服ブランド)だから!

乳がん(1)そもそものはじまり

そろそろまとめはじめようかなと思います。

最初に、胸のしこりに気がついたのは、一昨年の夏でした。

大きさと形は、BB弾を2つだるま型につなげたような感じ。触ると、比較的よく動きました。ん〜、言うなれば、2本の糸で留められているような感じ。こんな? 

 ー●●ー

元の位置に戻っては来るけれど、結構よく動くといった印象です。

この時、わたしは、近くにある大病院の婦人科に行き、さんざん待たされた挙げ句、問診・触診→エコー→問診、という手順で良性と診断され帰ってきました。良性だけれど、まあ念のため1年置きくらいに様子を見てくださいと。

その後、まあ、良性ということで安心してしまったのが一つ、ままがいなくなってまだ間がなかったこともあり毎日必死だったことが一つ、家庭内にぜんそく患者続出で後回しになってしまったことが一つ。と、まぁ、要するに、喉元すぎれば…となってしまったわけですね。

で、変化に気づいたのがいつだったか。そろそろ言われていた1年後の検査だなと思った夏だったのか、それとも初の人間ドックに行く前後のことだったのか。とにかく、ふとまた触ってみて、気づいたのですね。なにか前とちょっと違うな、と。

今回は1つ。パチンコ玉くらいの大きさに感じられました。しかも以前ほど動かない。以前より多くの糸で縫い留められているような感じです。こんな?

  ┃
 ー●ー
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なんとなくいやな予感がして、診てもらわなきゃと思いつつ月日は過ぎ行き、人間ドックで診てもらおうかなと思うも、人間ドックを受ける予定だった病院のオプションに乳がん関係はなく、ようやく年明け乳腺外来を予約するもほたるのインフルエンザにぶつかり予約はキャンセルとなり… 結局、受診したのは今年2月になってからのことでした。

秋頃から月に1度すごい腹痛の襲う日があってそれを診てもらうために婦人科(これは結局、子宮内膜症でした)を、さらに人間ドックで高すぎる数値があり要精密検査が出てしまったため内科を、ちょうどひとつの中くらいの病院で受診していたため、そのついでに、という感じでした。ま、大丈夫だろうけど、

と。その挙げ句の急展開というわけでした。

いくらでも時間はあったはずなのに、なんでもっと早く行かなかったんだろう、という自分への苦言はさておき、最初のとき、おととしの夏、あの受診は正解だったのかなぁ、というのは今でも気になるところです。外科のはずなのに、それを知らずに婦人科に行ってしまったわたし。そのまま外科に回してくれるもことなく、婦人科内で対応した医師。問診、触診とエコーだけだった検査。最初のしこりの時、マンモはやらなかったと伝えると、えっ、なんの理由で? とびっくりして見つめ返してきた今現在通う中病院の看護婦さんの顔から、やはりあのときもマンモはやっておかねばならなかった検査なのだろうということが窺えて。わたしの勉強不足もあるけれど、外科にも回さず、マンモもやってくれなかった医師への不信が残ります。もしあのとき、今の病院に来ていれば、何かが違ったのかなぁ。

もちろんあのときは本当にまだ良性で、その後1年半で悪性に変わった可能性も十分あるけれど。すでにあのとき悪性の兆しみたいなものが見えていなかったとも言い切れず。

あのときのあれには後味の悪い気持ちが残ります。ああ、わかってはいたはずなのに、大きければいいってもんじゃないんだよねえ、病院は。今回、納得のいく先生に出会えて、本当によかった。

乳がん(続)

先週水曜、手術で摘出したがん細胞の検査結果を聞いてきました。

そう。がんと言っても、乳がん他いろいろあるし、乳がんと言っても、いろいろあるということなんですね。これは最近まで知らなかった。で、そのがん細胞の性質を(摘出後に)より詳しく調べることによって、今後の(再発転移を防ぐための予防的な)治療方針が決まっていくというわけなのです。

わたしの場合、手術前の様子から、おそらくは放射線とホルモン治療だけで大丈夫じゃないかな、抗がん剤は使わなくて大丈夫ということになるのではないかなと予想しています、と先生から言われていました。で、わたしもすっかりそのつもりでした。

が!

病理結果は期待ほどにはよくはなかったようで(と言っても極端に悪かったわけでもないのですが)、再発転移のリスクは5段階で言うと下から2番目、低中高でいうなら中リスクということでした。これはつまり…抗がん剤も視野に入れていかねばならないということです。

 ・放射線治療 ←1か月くらい。副作用はあるけどたぶん我慢できる範囲。
 ・ホルモン治療 ←5年くらい。閉経状態になるので更年期障害のような副作用。
 ・抗がん剤。←半年くらい。3週間ごとに2-3日極度な吐き気、食欲不振。そして脱毛。

脱毛!!! うわ〜、できればこれは避けたかった。脱毛は抗がん剤開始後少ししてからはじまり、数週間後にはほぼすべて抜けるとか。その後、抗がん剤治療が終わり3か月ほどするとまたぽやぽや生えはじめるとのことですが、う〜ん、これはハードル高い。

放射線とホルモンだけにするか、抗がん剤もプラスするのか、それはわたしと家族に委ねられています。抗がん剤の副作用は他にもあり、わたしくらいの年齢に特に大きいのは、このまま閉経となってしまう可能性も3-4割あるということ。これはつまりわが家の場合、2人目をあきらめねばならない可能性もあるということになります。さまざまな副作用と交換に得られるものは、再発転移の可能性が5%ほど減るということ(正確な数字は次回用意いただけるとのことでしたが、例えば13%→8%に)。何に重きを置くかは人それぞれ。あとは自分と家族で相談です。

で、はぁ、まだ決意するところまでは言っていませんが、やはり抗がん剤もやるようかなぁ、とあきらめつつ思っています。吐き気。まぁ、我慢します。つらそうだけど。閉経。これもまぁ覚悟します。子宮内膜症がわかったときに少し2人目は無理かなと思ったし、抗がん剤をしなくともホルモン剤でも閉経状態になるわけだから、産めたとしても5年後とかになるわけだし。さすがに産めても年齢的にちょっと厳しそうかなと。じゃあネックは何かというと、やはり脱毛ですかねえ。着るものとか身なりにとんと頓着しないわたしが言っても何か説得力がない感じですけれども、やはり髪の毛がなくなるというのは、ちょっと勇気が要る。

でも、一方で、たった半年〜1年、髪の毛がなくなるだけで、5%危険が減るのであれば「やっとけ」と思うまぁ冷静な自分もいて。もしわたしではなく、誰かわたしの家族が髪の毛のことでためらっているのだとしたら、間違いなく、なにそんなことで迷ってるの、と言うに決まっているし。ええ、わかってはいます。やることになるだろうことは。やらねばならないだろうことは。

でも、まだちょっとだけ、決断は送らせてください(あと数日)。

<追記(2008/04/18)>

今週の検査(術後の経過はどうかなという)で、先生に「やります」と言ってきました。GW明けから抗がん剤スタート予定です。何人かの友だちに脱毛を予告したら、なにか気が楽になってきちゃった。むしろ楽しみなような〜。いや、そんなわけはないだろうと自分でも思うのだけれど、どこかちょっと新鮮なわくわくが。気のせいかしら。脱毛の恐怖と気持ちの落ち込み↓は、軽いものではあったけれど産後経験しているので、今度はもうそれをただ怯えて待つのではなく、積極的に先に剃っちゃおうかと! 攻めの姿勢で! いや、一応、かつらのお店で相談はするつもりですけれど(まるきりなくなってしまうとひっかかりがなくずれやすいという話も聞くので)。どこで切り替わったかわかりづらいように、今のうちから(地毛だけど)ヅラぽくセットしてみたりする今日この頃。(他の副作用もあまり重くないといいなぁ。)

喘息医療費の助成制度(東京都)

昨年12月に東京都で成立した、喘息医療費の助成制度。いよいよ5月1日より申請受付、8月より助成開始だそうです。条件は以下の通り:

 ・東京都内に1年以上居住する気管支喘息の人。
 ・喫煙者は禁煙することが条件(誓約書を提出)。

必要な書類はこんな感じ:

 ・認定申請書
 ・主治医診療報告書(気管支ぜん息用) ←医師が記載(※たぶん文書料が必要)
 ・健康状態に関する申告書
 ・住民票
 ・健康保険証

ちょうど、ちちの定期診察が昨日あったので、医師に聞いてみてもらったところ、まずは役所で用紙をもらってくださいとのこと。まずは各市町村の役所で聞いてみるのがよさそうです(保健所や保健センターなどに置いてある場合もあるかも)。

上記を揃え、5月1日以降、地域の保健所へ提出とのこと。認定されると、助成を受けるための医療券が送られてくるようです。この辺り、ほたるの大気汚染の申請とほぼ似た手順かな。折りをみてわが家も手続きしようと思います。

乳がん

プライベートの知人友人には先週報告に回ったので、なんとなくそれで気持ちが落ち着いてしまったのと、なんだかんだと慌ただしくしているのと。で、すっかり報告が遅れてしまいましたが、

 この度、乳がんと診断されました。

2月中旬に悪性の疑いがわかり、2月下旬に確定。そこからは検査に次ぐ検査で、3月上旬に最初の入院・手術。3月下旬に2度目の(これが本番の)入院・手術。ちょうど1週間前、3月末日に無事退院してきました。怒濤の1か月…!

わかってすぐの時点では、また川崎病のときのようにリアルタイムで(忘れぬうちに)記していこうかとも思ったのですが、さすがに病名が病名だけに、転移等でステージが進んでいた場合のことを考えると、おおっぴらにしたものかどうか判断がつかず、今になりました。

その上で、今ここに記しているということでおわかりの方もいらっしゃるかと思いますが、幸い、今のところ転移は見つからず、8段階中2番目(もしかしたら1番目)の早期という診断。2度の入院ですでに該当部位の摘出も終え(その摘出したものについての詳細な検査結果はまだこれからですが)今後は、再発・転移を防ぐための予防的な治療に入ることになります。目安とされる10年後の生存率は93%とのこと。

あまりに慌ただしかったのと、ひと仕事終えてなにかほっとしてしまったのとで、今はちょっと脱力気味。記憶が定かなうちに詳細をまとめることができるかどうか〜。(まとめておいた方が自分のためにはなると思うのだけれど。)

とりいそぎ、簡単なご報告まで。