Monthly Archive for 1月, 2000

G.C.INC

一目置いているレターセット会社。それがG.C.INC。以前はG.C.PRESSという名前でした。近頃では比較的あちこちの文房具屋やデパートで見かけるようになりましたが、わたしが中学のころは電車に乗って立川キディランドまでわざわざ買いに行ったものでした。その後、後発のレター会社がいくつか出てきて現在も残っていますが、やはりG.Cに勝てるところは出てきていません。そのG.Cのこだわりたるや‥。

□ 紙質 □
エアメール用便箋と張れるくらい薄く軽く、かつ滲まず弾かず最高の紙。デザインばかりに気をとられて「書きやすい」という紙の最重要要素を忘れてしまっている会社が多い中、本当に貴重。

□ 大きさ □
これは好みもあると思いますが、わたし的にはこれぞ紙の黄金率!と叫びたいような縦横の配分の妙。紙のサイズだけ見て「かわいい」と思える便箋なんてそうそうあるものではありません。また、揃いの封筒に2つ折もしくは3つ折で入れられるように設計されているのもG.Cならではの気配り。わたしのように1通4-6枚平均の人間には、4つ折というのはどうもかさばって相性が悪いので。

□ バラ売り □
揃いの便箋と封筒が「セット」になっているものをよく見かけます。大概は、封筒1枚につき便箋4枚という対比。これがなかなかのクセもので、小学生のころはいつも便箋が余ってしまい、長い手紙を書くころになると封筒が余ってしまうというしくみ。(いや、しくみではないけど。)その点、便箋&封筒がバラで売っているG.Cはありがたい限りです。

□ 無・罫線 □
これも好みかな?わたしも小学生くらいまでは罫線入りの便箋を使っていました。が、筆記具に凝るようになってくると、この罫線が鬱陶しくなってきます。筆記具の線の太さによって、罫線のハバって変えたくなってくるものだから。今は、自分でA罫B罫の線を引いた下敷きをつくって、そのときどきで使い分けています。

□ 揃いのオプション □
揃いのシールやカード。便箋&封筒で完結せずにこういったオプションをつくりはじめたのはG.Cが最初だと思います。中学生のころは買いまくりましたね。

□ 季節のデザイン □
G.Cに関してわたしがすごいなぁと思うのは、和洋双方からいいところをきちんともらっているところ。本当に手紙書くのが好きな人が企画しているのだろうなと感心します。便箋&封筒を買う際にやはり一番気になるデザイン。かなりかわいいデザインを出しているG.Cですが、それだけでなく、日本の季節に合わせて新柄を発表していくという点をすごく高く評価しています。春には桜の、夏には金魚の、秋には紅葉の、冬にはみかんの。

昔ならともかく、電話やメールやfaxなどほかにいくらでも便利な連絡手段がある今、敢えて「手紙を書こう」と思わせるにはこうした書きたくさせる力をもったレターセットがとっても大事だなと思います。大げさかな。でもそんなG.Cもここのところ少し日和が見られます。質を落とさずにずっと続けていってほしいな。

[後日談] 最近のG.C.はてんでダメです。人が変わったんだろうなぁ。紙質や罫線など、以前のようなこだわりは見る影もなく、わたしはすっかりごぶさたしています。(2003/08/22)

文通じゃないけど

今週は、手紙書き週間にすることにしました。今年は年賀状をサボったので、くれた人にお返事ということで。こうでもしないとなかなか人に連絡をとらない筆無精。

手紙を書くのは好きです。ただ、書くと長くなるので、書くまでも長い。書きはじめると平気で数時間は時間をとられてしまうので、随分と時間的心理的ゆとりのあるときでないと書けないというわけです。(おっくうなだけという話も。)

メールも好きです。字を書くよりキーボードの方が早いし疲れないし。でも、ネットで知り合った友だち以外の、もともとの(?)友だちにはあまりメールは書かないかな。最近は会社でアドレスもらったりして物理的には使える友だちも増えてきたけど、なかなか返事こないし、来ても短かったり、内容薄いことが多いから。やっぱりネット友だち(なんかイヤンな響き)は、書き慣れてるだけあってメール面白いね。

郵政省メールを書くときは、便箋&封筒&筆記具&切手まで頑張って凝ります。食後のコーヒー紅茶といっしょで、手紙って絶対必要ってものでもないけれど、あればしあわせになれるから。必要でないものほど手をかける、って感じのゆとりをもって年をとっていきたいな。

クミちゃん

以前、母親と母の友人2人とその娘さんとでイギリスを旅行したことがあります。その娘さんの名がクミちゃん。目のおっきなかわいい女の子で、当時5才くらいだったでしょうか。そのクミちゃんがHPをつくった〜と聞いて、さっそく遊びに行ってみました。あれから何年も経ちますが、それでもまだ6年生。1人でつくったと聞いていたのでコンテンツも少ない初心者HPを予想していったのですが、う〜〜む、なかなかやります(笑)今どきの女の子のキュート系HP。

++ ファンシーファンシー クミちゃんHP。うーん電脳小学生だぁ。

ふらわ〜〜

好きな花があります。ジュリアというバラなの。くすんだピンクっていうのかな。ピンクとベージュのあいのこみたいな、すごく微妙な色合いのバラです。花界の女王様バラは、「着るモノ何でもラクチンがイチバン」的なわたしにはとんでもなく似合わない気高く美しい花で、どちらかというとずっと自分から敬遠してきたのだけれど、このジュリアだけは吉祥寺の「4ひきのねこ」さんという花屋さんで目にした瞬間に恋に落ち、以来ずっと好きな花なのです。

生花なのにアンティークのような色合い。深紅のバラのように大人びて豪奢ではなく、ピンクのバラのように可愛らしさを主張しているわけでない、けれどもしっかり個性のあるジュリアを、披露宴のテーブルで主役にしよう‥とわたしが思ったのはごく自然の成り行きでした。

しっかーし!高いよバラは、、(涙)すでに衣装選びで当初の見積もりよりも8万ほど予算オーバーしてしまったわたしたちには装花でさらに11万もオーバーすることなんてアイタタタタという感じで‥。なにかと高いリッツの外のお花屋さんならどうだろう?とi-netで探していたところ、きゃー!すごいかわいい大阪のお花屋さんを見つけてしまいました。

もしリッツが外注を許してくれるならここにしよう!
今度、大阪行ったときにここのお店に行ってみよう!

HPはへぼへぼだけど、お店の外装(の写真)にこれまたひと目惚れです!

++ フロリスト・メリー 花を大事にしてるのが伝わってきます。

ドレス

先週の土日は第1回目の打ち合わせをしに大阪に行ってきました。チャペル式・神前式・人前式、そんな式の形態を決めたり、お客さんの人数は何人にするのかとか、招待状はどの紙に印刷するのかとか。
衣装もちゃあんと決めてきましたよ。えへ。それにしても、我ながらドレスの類の似合わないこと、、、「馬子にも衣装」の言葉を信じて着てみたものの、うーんこれじゃどう見たって女装か和田あきこだよ (;_;)

ドレスなんて着なれないって意味じゃどの女の子も同じはずなのに、周りの女の子は初めてウェディングドレスを着るんじゃないみたく、みんなすごいよく似合っているんです。自分の姿なんてハズカシイのとみっともないのでろくに凝視できませんでしたが、ほかの女の子の姿はただただ「かわいー‥」と見とれてしまいました。みんなとても堂々としているし、ウヒャヒャヒャヒャ‥と照れまくってるわたしとは大違い。「お化粧すれば変わりますよ :-)」と衣装さんはやさしく言ってくれるけど、それだけの問題じゃない気がするよぅ。