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雑誌のFujisan.co.jp

さまざまな雑誌の定期購読を申し込むことができるショップ。その数、現在2800誌以上。

 雑誌のFujisan.co.jp
 http://www.fujisan.co.jp/

まだamazonが雑誌を扱っていない頃から存在して、ああ、雑誌とはうまいところに目をつけたな〜と思っていたけれど、amazonに籍を置いたことのある方が起こしたサービスのようで、なるほど納得。

amazonで雑誌を単品購入できるようになってしまった今、存在価値が薄れた感もあるけれど、定期購読すると高い割引率を得られる雑誌も多く、決まった雑誌を買う方には相変わらず重宝かも。

さらに、次なる手として打って出た「デジタル雑誌」がなかなかうまい。紙ものが好きなわたしなどは、デジタル雑誌? と最初ピンと来なかったけれど、単なるスキャンで終わらせず、音声をつけたりリンクを張ったり、紙の雑誌とはまた違う価値を付加している模様。これはいいかも。試してみたい。デジタルだと、送料等が必要ないのもいいですよね。海外在住の日本人、あるいは、海外の日本語学習者などに非常にありがたい存在になり得るのではと思いました。

ただ少し前から、ダウンロード方式ではなく、ストリーミング方式になったみたい? オンラインでないと読めず、ローカルに保存もできない(んですよね?)というこれは、ちょっとどうなのかなぁ。

ただいま

おつかいから戻ってきました。予定通り、本屋さんと雑貨屋さんにも寄ってきました。本屋さんでは、雑誌をふたつ。今まで何度も手に取りつつも、買うに至らなかったクウネルとリンカラン。やっと買いました。似た系列もとても増えていますね。また少しずつ気が向いたら試してみよう。それから、本を一冊。おーなり由子さんの暦の本。

ままがいなくなってから、ずっと、ネットなどで浅い情報を拾いはしてきたけれど、本を手に取るところまではなかなかいかなかった。頭で理解する情報はそれほど苦にならなくはなってきていたけれど、感情にうったえるような文字は、まだ、ちょっと、きつい気がして。

きょう、本をようやく自分で購入したというのは、理解するというよりは、感じるタイプの本を読んでみようと思えたということは、またちょっとだけ前に進めたのかもしれない。

ほんとは、最初は、暮しの手帖社のすてきなあなたにという本を探していて。地元の本屋さんだから(いい本屋さんだけれど)ないだろうなと思っていて、やはりなくて。それでもふらふら棚を見ていたら、ぱっと目に飛び込んできたのが、おーなりさんの本で。

 あ、これだ、

と。暦、好きなのです。写真を撮るようになってから。こどもが生まれてから。ままがいなくなってしまってから。もっと若い頃よりも、季節を肌で感じられるようになってきたのかな。1日ずつ、おーなりさんの小さなエッセイの入ったこの本はとてもやさしく感じられて。今のわたしでも読めそうな気がして。

あとがきを立ち読みしたら、おーなりさんも数年前にお父さんの余命を告げられて、とありました。今も元気でいらっしゃるのか、それはわかりませんが、もともとやさしくやわらかい文章を書かれるおーなりさんの本の中でも、これはとりわけそうであるのかもしれない。

またあとでゆっくり開いてみたいと思っています。

ひらがな暦 三六六日の絵ことば歳時記
おーなり 由子
新潮社
売り上げランキング: 3798

やわらかい紙でできた、ぽってりとした、こぶりで厚みのあるやさしげな本です。今、アマゾンのレビューを見たら、すてきなあなたにのことを書かれている方がいらっしゃいました。同じように感じられる方、いるのだなぁ。

小さなエッセイがあって、下の方に脚注のような感じで、その日についての客観的な記述(きょうは何の日というような)があって、さらにそれに、おーなりさんのコメントがつけられていて。手元に置いておきたい。そしてできれば自分でも(ノートなどでもいいから)こんなものをつくってみたいなぁと思わせる、そんな本です。

引越(処分品)

引越にあたっては、かなりのものを処分しました。アパートに住んでいたのは4年ほどですが、アパートに移る時にも実家にそれまでの(独身時代の)荷物を置いたままだったので、実質、27-8年間にためこんだモノたちの総整理です。捨てるときには捨てられるのですが、どちらかというと普段の生活では徐々にモノがたまる方なので、いやいや、大変な作業でした。捨てるに忍びなかったモノたちは、以下のように処分。数年後の建て直しの際に必要となるかもしれないので、自分へのメモも兼ねて。

・ファンタジー関連のもの1箱(和書/洋書/BBCラジオドラマカセットなど)→ ファンタジーサイトの管理者さんに寄付
・古本(科学もの)段ボール1箱 → いるか書房(3,700円)
・古本(マンガ関係)段ボール3箱 → まんだらけ(3,820円)
・古本(絵本関係)段ボール1箱 → プレシャスブックス(4,100円)
・古本(その他一般)段ボール2箱 → 高原書店(5,500円)
・古CD(54枚)→ ミュージックラバーズ(2,300円)

今回は、引越で手一杯で、リストアップして見積もり依頼をするような時間はとてもとれなかったので、いずれも、了解だけとっていきなり送っちゃってOKというところを選びました。(その代わり、金額に関してとやかく言うつもりはありませんでした。捨てるなら誰かに活用してもらえれば‥というようなスタンスです。)

いるかさんとプレシャスさんは、以前からの知り合いなので、高めにつけていただいていると思いますが、なにせ(個人的な思い入れはあるものの)かなり古いものも混じっていましたから、量の割には全体に値段は安かったのだろうと思います(この場合の「古い」は、本の状態のことではなく、時代遅れかどうかというような意味です)。「たくさん送っていただいたのに(古いものが多いので)こんな金額になってしまいますが‥」と申し訳なさそうに連絡をくださったところがいくつもあったので。ただ、わたしとしては、いくらか入ったらうれしいな、くらいだったので、いずれの金額にも満足しています。あ、でも、中古CDの相場の安さにはちょっと驚いたかな。帯がなかったのもよくなかったようですが、中古CDってこんなものなのですね。

さて、あとは、ペーパーバックの児童書たち(段ボール3箱)と、パソコンたち(mac4台、win1組)です。パソコンで値がつきそうなものは週末にでも秋葉に持ち込もうと思っているけれど、児童書の方は、さてどうしたものか‥。