mixiについての「?」が多かったようなので、改めて。
mixi(ミクシィ)とは、2004年のブログにつづき、今年2005年にブレイクすると言われている、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)の1つです。SNSというのは、これがなかなか説明するのが難しいのですが、広〜い意味での「出会い系」。同性異性問わず、友人知人同士がつながっていく「つながり系」とでも言うべきものでしょうか。
国内では、GREE、キヌガサ、mixi、が国内3大SNSとされており、それぞれ場の雰囲気は少しずつ異なるのですが、若い人やクリエイター系、フリーランス系の人を中心に、急速な伸びを示しているのがこのmixi。
では、このmixi、何をするものかというと、これがまた百聞は一見にしかずなのですが、まず、登録者には、それぞれ自分のページというものが与えられます。これがその人にとっての、言ってみれば名刺となり、mixi内でのポータル(スタート)ページということになります。
さて、自分ページでは、日記がつけられます(友だちだけに公開することも可)。メッセージを送れます。機能としては‥、まぁ、そんなところです。(ええっ?)けれど、そのページ同士は、各ページの所有者同士が「わたしたち、友だちだよねー」と許可しあえば「つながる」ことができます。mixi内の言葉で言うと、これは「マイミクに登録する」ってことになるのですけれども。
各ページでは、その人が誰をマイミクに登録しているのか、見ることができます。隠せません。誰にでも見えます。類友のオンパレードです。それがまた、面白いのです。マイミクを辿っていくと、思わぬ人に行き当たることもあり、友だちの友だちは‥ならぬ、マイミクのマイミクは‥状態です。
個人 ←→ 個人 ←→ 個人 ←→ 個人
また、一方で、mixi内には、それらの個人ページの他に、コミュニティと呼ばれるものもあります。これは、いわば、サークルのようなもの。誰でも参加できて、誰でもトピック(話題)を立てられる、ゆる〜いつながりのコミュニティもあれば、存在することはわかっているけれども管理人の許可がなければ入ることのできない、ごく内輪のコミュニティもあります。このコミュを通して、またマイミクの輪が広がったりもするのです。
個 人
↓
個人 → コミュニティ ← 個人
↑
個 人
これまでの日記(ココとかココ)でも、Y!egoupsに似ているだとか、総合コミュニケーションツールだとか、いろいろ言ってますけれど、今、わたしが思うのはですね、これ(mixi)は、
「学校の休み時間の廊下だ!」
ということです。
学生の頃って、毎日毎日、よくもまぁ、それだけ話すことがあるものだってくらい、飽きずに、同じ友人たちといろんな話で盛り上がってましたよね。たった今、別れたばかりだというのに、明日になったら、あれ話そうこれ話そうって、まるで話が尽きない感じで。mixiって、ちょっとそんな雰囲気に似ています。しかもそれは、部活やサークルではない。そこまで閉じた空間ではなくて、自分たちの輪の外にも、人はたくさんいて、それぞれ友人同士でつるんでいる。その気になれば、自分はあっちの輪に加わることもできるのだし、自分たちが盛り上がってるその横を「よっ」とか言って、知り合いが通り過ぎていったりもする。
mixiって、そーんな場所なんです。
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