最近、介護のことなんてちょっと考えてみたりします。
ままがいるときには、まぁ漠然と、世間的な寿命からいって、
ババ(父方祖母:ただいま82才)
じじ(父:62才)
まま(母:62才)
という順番でお別れが来るんだろうなと思っていました。ままがババの世話をし、じじの世話もし、そしていずれはわたしがままの世話をすることになるんだろうなと。ままの世話ならいいな、温厚な性格だし、その頃になってやっとわたしなどは恩返しができるのだなと。まだそれには20年くらいは猶予があるなと思っていたんですけどね。
それが、思いがけずままが先に旅立つことになって、状況が一変しました。
ババはじじにとって母親なわけですけれども、二人はよく似た偏屈の頑固者同士。おまけに父は、昔ながらの(家のことはあまりしない)タイプですからね、もちろんババのことは気にかけていますけれど、心配している風はできるだけ見せたくない。自然、ババの世話という役目はわたしに回ってきています(父も父なりに頑張っているのでしょうけれど。)
この調子でいくと、ババの世話は(子育てしながら)わたしがし(世間の平均から考えるとあと5年くらい?)、じじの世話もわたしがし(10〜15年後くらい?)、そしてその後、ちちの世話までわたしがすることになったりするのかな(40年後ぐらい?)? また、離れて住んではいるけれど長男ですから、ちちの両親もという可能性も考えられます。
おおっ。他人事、あるいは、まだまだ先のことと捉えていたけれど、にわかにわたしの人生、介護一色になってきたような…?
自分を滅して、みなの世話をしつつ一生を終える…とか、ぜんぜんわたしっぽくないけれど、でもそんなこと言ってられないなぁ、そういう可能性もちょっとは覚悟しておいた方がいいのかもしれない。
でも、例えそうなったとしても、合間合間に、自分らしい何か(仕事でもなんでも)を挟み込んでいけたらいいなぁ。
最近思うのですけれど、
家族って、
ありがたさと、
面倒くささ、やっかいさが、
ひとまとめになったものだなぁと。
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