SSS英語学習法(びっくり)

とある方のブログから、こんな英語の学習法があると知ってビックリ! 「非常に易しい本からはじめて、旧来の多読法の10倍以上の種類の本をつかうことにより、従来の多読の10倍以上の量の英語を読む多読法」。10倍以上の量かどうかはともかく、

 これって、わたしがイギリスでやってたこととほぼ一緒かも〜。

多読三原則とは、以下のことだそうで、このSSS(Start with Simple Stories)ではこれに加え、とにかく簡単なストーリーからスタートし、徐々にステップアップしていくのがポイントな模様。

1. 辞書は引かない (引かなくてもわかる本を読む)
2. 分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
3. つまらなくなったら止める (1 2 の原則で楽しく読めない本は読まない) 

わたしの場合、イギリスでの滞在には、英語そのものを勉強することの他に、あちらの児童書にできるだけ触れるという目的があったため、本屋さん、それも児童書コーナーに入り浸る時間はとても長く、購入したうち、読めそうだなと思う本からほぼ順に読んでいったので、自然、この学習法で紹介されているような方法になっていました。

また、大学受験のときに、長文を読む際には(実際の試験で辞書はひけないのだから)基本的に辞書はその場でひかず(ひいても最小限、できれば読後にして)前後の文脈から単語の意味を想像しながら読むこと、と(寺子屋のような)塾の先生に言われていてそれが習慣になっていたので(また、そもそも日本語の本でも、注釈で読むペースを乱されるのは好きではなかったので)その点でもここでの紹介と共通点が。

逆に、当てはまらないのは、3番。

最初、わからない単語だらけでまったく理解できなかった物語が、実はそれらがその本特有の造語だったりして、読み進めるうちに「ああ、こういうことか」とわかることもよくあったし、(わたしの場合)英語の勉強という他に児童書の勉強という側面もある読書だったし、またなにより、それまでまったくつまらなかった本が、最後の一文でもって評価がガラリと変わるという本の醍醐味も何度か経験していたため、基本的に「つらくても最後まで読み進める」というのがわたしのスタイルではありました。

でも、いいと思います。この勉強法。おすすめです。

何を目的とするのかによっても違ってくるかとは思いますが、簡単な日常会話だけでなく、もう少し難しい話もしてみたい、理解したい、と思うようになれば、listeningやspeakingの他に、readingも重要になってくるのは日本語でも同じこと。readingの勉強法として、この多読というのはいいと思いますよ〜。

<参考>
SSS英語学習法
http://www.seg.co.jp/sss/

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