川崎病・10か月後

12月になったらまた来てくださいね。

と言われてから、はや9か月半。風邪をひいたり、インフルエンザ・シーズンを外したりしているうちに、4か月も遅刻してしまいましたが、昨日、ようやく定期検診に行ってきました。

眠り薬を飲まされないまま、じっと心エコーを受けられるようになったほたるに、ちょっと感慨深くなったりしているうちに、検査は無事終了。「異常なし。次は1年後ね」の言葉をいただいて、帰ってきました。

この4月から、都における川崎病の扱いは大きく変わりました。特定医療費助成の対象が、大幅に狭められたのです。

2月。まず最初のお知らせが届きました。これまで18才になるまで免除されていた川崎病の治療費自己負担を、所得に応じて「一部負担」しなければならなくなりました。

3月。次のお知らせが届きました。小児慢性疾患の対象疾患であっても、認定基準に該当しない場合(重症でない場合)には、「医療費助成の対象とは認定されなく」なりました。川崎病の認定基準は、

冠動脈病変があり、かつ、一過性でないことが確実な冠動脈異常所見(拡張、瘤形成、巨大瘤又は狭窄)を確認し、継続的な治療が行われている場合

ということですから、ほたるは医療費助成を受けられないことになったわけです。

今はまだ市の乳幼児医療費助成を受けられていますが、数年後にはその助成対象からも外れ、年1度の定期検診も自己負担になっていきます。ただでさえ、年齢が上がるに従い、検診への足が遠のき、その後の経過が把握しづらいと言われている川崎病です。この変更により、今後ますますその傾向が強まり、原因解明が遅れるのではないかと、非常に残念に思います。

ちなみに今回の検診は、保険点数1,377点でした。(1点は10円で計算されます。)

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