ぬか床・その後

つづいているんですよ〜、ぬか漬け。夏からスタートして、ちゃんとず〜っと続いています。自分でもちょっとびっくり。

主に漬けているのは、まずキュウリ。これは簡単で年中手に入るから。それからじじとほたるが好きでちちとババは嫌いな、にんじん。これは彩りも兼ねて。そして、ナス。ナスは柔らかいように見えて案外漬かりづらく(だから水気を出してやらないといけない)少しコツがいるのだけれど、それもだいぶ掴めてきたかな。いい色も六割くらいの確率で出るようになりました。そして、これはちょっと変わってるかも、たけのこ。パックで売っているゆでたけのこを縦に適当に切ってから漬けます。酸味が強くて苦手な人もいそうだけれど、ほたるは大好き。そしてそして、なんと言っても、じじとほたるが大大大好きなのは、カブ。白い実の方はもちろん、葉っぱもとてもおいしく漬かります。葉っぱは、くるくるくると丸めて漬けます(でないと場所をとる)。カブは季節ものなので、冬が終わる前にたくさん食べないと!

漬けていくうちにわかってきたのは、ぬか床1kg用の容器に2kg入れては、やはり漬けづらいということ。あはは。2kgの量も入ることは入るのですが、そこに野菜を加えるとほぼ満杯になってしまうし、小さな容器にあまりたくさん入っていると、かき回しづらいですね。うふふ。それに気づいて、今は1kgちょっとくらいの量まで床を減らしました。まぜやすい。2kg以上で漬けてほしいという千束の方のお話には反してしまっているけれど。また、かき回す前には、少し面倒に感じても、一旦、野菜をすべて外に出してから混ぜた方がやりやすいですね。冷蔵庫に入れっぱなしもよくないということなので、食前〜食後くらいまでは暖かい部屋の中に置いています。

1kgのぬか床に入れられる野菜は、大体、きゅうり2本とにんじん半分、ナス1つというところ。これはわが家では二日分くらいの量に当たります。なにしろ古漬けが大好きな家族。発酵の遅い冷蔵庫では、少なくとも二日は漬けないと文句が出ます。つまりただいまぬか床、フル回転。たまに二日かけても漬かりの悪いものなどがあったりすると、食卓に並べられない日などもあったりして、

 う〜〜ん、ぬか床、拡張すべき?

でも、容器のサイズを大きくすると、冷蔵庫に入るかどうかが微妙なところなんですよね。冷蔵庫に入れないと、発酵は二倍の速度(夏はもっと)で進むみたいですから、量を倍にして発酵も倍になったのでは、さすがにちょっと供給過多。量は二倍でも発酵は今のペースでなんとかキープできないかな、と冷蔵庫に入る手頃な容器などそれとなく探しているところです。

あ、そうそう、ぬか漬けを毎食…とまではいかないまでも食卓にのぼらせるようになってから、たぶんこれが原因で間違いないと思うのですけれど、ほたるのおなかの調子がかなりよくなりました。3〜5日に1度ほどだったものが、2日に1度ほどに。ヨーグルトと同じような効果なのでしょうか。ちょっとうれしい。

塩かげんも漬かり具合も自分で調節できて、思っていたより手間のかからないぬか漬け。味や匂いに抵抗のない方ならば、おすすめです。ぜひいっしょにぬか漬けライフを。

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