専用アプリ(mac/win)に、写真ファイルをドラッグ&ドロップ。簡単にオンラインで現像を注文できるラボシステム(?)「PicUploader」のお試し第1回。
知識も根性も不足気味なので、専門的な説明はできませんが、自分へのメモ的に。
まずPicUploaderについてですが、iphotoからの注文に比べると、やはり手間でした。いや、iphotoが楽すぎるというべきか。iphoto注文に慣れてしまっていると、ああ、手間だなぁ、と感じますが、こうしたアプリとしては標準的なものだと思います。店サイトでアプリのダウンロード(ブラウザ)→写真ファイルのアップロード(PicUploaderアプリ)→再度、店サイトで注文(ブラウザ)、さらに途中でiphotoで注文画像を確認、といくつかのアプリケーションを行ったり来たりすることにはなりますが、ま、こんなものでしょう。きっとデジタルビュアの方もこのような感じではないかと思います。1つ1つファイルを指定していく方法に比べれば、とても楽。許容範囲です。
さて、今回注文させていただいたPicUploader(mac版)対応のお店は、2軒でした。
デジカメプリントは写真のダイヤ
http://www.interdp.com/
・Lサイズ(17円) 2Lサイズ(40円) 六切(200円)
・送料170円(500円未満の場合メール便、500円以上の場合無料でメール便速達)
・インデックスプリント、ミニアルバム無料(L判等20枚以上注文時)
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・手動補正
・ノーリツ鋼機のQSS-2901 Digital/QSS-3702
・三菱 Grace Digital
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・全国三菱カラー「Open Print Test ’90」最優秀技術賞
とにかく誠実なお店でした。注文から数時間後には発送しましたのメール。翌日到着。包装も(ちょっとまだこなれていない感じではありましたが)しっかり、インデックスプリントもミニアルバムも添付。入金後には、入金確認メールが届き、郵便振替用紙に感想を書いたら、後日店長さんからお返事まで。
サービスが成り立たないほどの安価を売りにするのではなく、サービスを継続していくための金額をきちんと弾き出した上で、できる限りのサービスを提供していきますという姿勢。低価格を実現するために削減したものもきちんとサイトに記されていて、とても信頼できるお店だと感じました。
現像については、特に何も指定しなかったところ、若干明るめ、そして、一部、黄の強いものがあったようでした。わたしは濃いめかつ落ち着いたトーンが好きなので、この点は少し残念でしたが、郵便振替用紙にてそのことを書かせていただいたところ、再プリント(無料)も可能とのこと。掲示板を拝見しても、何度も利用し好みを伝えていくことで、徐々にこちらの好みを把握してそのように仕上げてくれるようになる様子。(わたしはまだもうちょっとふらふらさせてもらいますが)じっくり腰を据えてつき合っていくにはとてもいいお店ではないかと思いました。
デジカメプリント専門店ネットプリントの写真屋小町
http://r23tk.jp/
・Lサイズ(25円(年内10円)) 2Lサイズ(80円(年内25円)) 六切(315円(年内250円))
・送料190円(メール便(速達?))
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・補正不明(自動/手動不明)
・AGFA社 d-lab1
・コダック ロイヤルペーパー
もう1店舗。こちらは、ダイヤさんに比べると、もうちょっと流れ作業的な印象でした。注文時の自動送信メールの後、特に連絡などないまま、翌日到着(発送はダイヤさんとほぼ同じでとても早い)。クレジットカード決済だったこともあり、その後もやりとりは特になく、よく言えばシンプル。わるく言えば、事務的。
ただ、できあがってきた写真は、ここでは多少指示を入れていたこともあってか、とても好みのものでした。嗚呼。(濃いめで落ち着いたトーンが好きだということ、逆光のものは不自然でない程度に表情が出るよう焼いてくれるよう、お願いしました。)
ここの売りは、おそらく、日本では使っているところの少ない(のだと思う)AGFAのプリンターにあるのだと思います。自然で深みのある色を出す機械で、ヨーロッパや北米で人気があるとか。これもわたしの好みの色合いに近かったのかもしれません。
誠実きわまりないダイヤさんと、色合いが好みな小町さん。まだたった2軒だというのに、どちらにも魅力を感じ、優劣つけがたい思いです。
オンラインプリント… 確かに奥が深い。