Monthly Archive for 10月, 2008

macでオンラインプリント(現像)その1

これまで、高めだな〜と思いつつも、iphotoからささっと注文できる現像を利用していましたが、オンラインプリント(ネットプリント、オンラインラボ)の世界もいろいろ奥が深くて楽しそうなので、お気に入りのところが見つかるまで、いろいろ試してみることにしました。

まずなにより、一番に参考にさせていただいたのが、こちら。

 ネット注文のデジカメプリントの比較/ウェブリブログ
 http://digipri.at.webry.info/
 こちらのサイトの「比較したデジカメプリント店一覧表」。

現時点で、40軒ものお店を試されて、詳細にレビューされています。ほんとグッジョブ!

ただ、こちらを参考にあちこちのお店を見て回って気づいたのが、残念なことに、mac対応のお店が実はかなり限定されるということ。デジカメ写真のデータが汎用なのであれば、macもwinもないんじゃない? と思いたいところなのですが、実はそうでもないのですよね〜(知らなかった)。それは、データアップロードに際して、win専用アプリである「デジタルビュア」を必要とするお店が非常に多いことに起因しています。このwinアプリでのみ注文を受け付けているお店、イコール、macでは(winをbootしていたりしない限り)注文できないお店、ということになるわけです。う〜ん、切ない。デジタルビュアはmac版も開発中、ただし遅れているとのこと。今後に期待ですね。

デジタルビュアでのアップロードが主流な中、お店によっては、それ以外の選択肢を残してくれているところもあります。ただし、そのほとんどが、1つ1つ、データファイルを指定していくタイプのもの。選択肢があるだけ良心的だけれど、これは正直辛い。

オンライン・フォト・ストレージ(picasa、Yahoo!フォトなど)の中にも、プリントショップと提携していてすぐ注文できるものがあり、このストレージへのアップロードがmacでも楽にできるものであればそれを使う手もあるのかも。が、提携先はほとんどの場合、大手。かつ高め。なのでちょっと面白みには欠けるでしょうか。

では、macで個性的なオンラインプリントショップを利用するにはどうしたらいいの〜!

と、叫びたい気分になったそのとき、見つけました! winのデジタルビュアに相当するようなアプリが、macにもあったんです。うれしい〜。

名前は「PicUploader(ピックアップローダー)」。

 写真防衛軍 ピックアップドットネット(Pic-Up.net) – デジカメライフ応援サイト
 http://www.pic-up.net/index.html
 防衛軍というキャッチコピーはともかく。

  1. お店のサイトにて、会員登録(お店ごとに必要)。
  2. 専用アプリ(無料)をダウンロード(win/mac)。(1回やれば全店で利用可。)
  3. アプリの設定で、注文先店舗のデータ(サーバ名、パスワード等)を設定。
  4. ドラッグ&ドロップでファイル指定、アップロード。
  5. サイズや枚数の指定後、注文。

前提として、このシステムのmac版を導入しているお店である必要があり、その数はデジタルビュアに比べるとまだ少ないようですが、それでも、現時点で全国20店舗。macに対応してくれているというだけで、気概のあるお店であることが期待できるので、20店舗あれば、しばらくは楽しめそうです。わーい。

長くなってしまいました。実際に注文してみた2軒については、また次回。

最近入れたmacアプリ(2008年10月)

ひさしぶりにいくつかのアプリをまとめて入れました。

  • Jotter
    http://www.gideonsoftworks.com/jotter.html

    メニューバーから利用するメモ帳。$10($6)。一時的になにかをメモする場所がほしいな、と以前から考えていて。デジタルでもアナログでもスティッキーズとはあまり相性がよくなく使っていないので、別のものを探してみました。F1で新しいメモ作成。F2でクリップボードからメモ作成(いずれもキーは変更可能)。などちょこっとした機能があるだけでとてもシンプル。必要十分。と言いたいところだけれど、あともう1つ、任意のメモを一発呼び出しできればベストなのだけれどな。それなりに評価の高いアプリもつくっているらしい作者さん、Jotterも要望募集中のようなので、いずれは搭載されるかも? トラビアンの資源計算を軽くメモするために入れたのがきっかけですが、Togetherに入れるほどでもない一時的なメモを置いておけて、思った以上に便利です。
     
  • clippy
    http://hippos-lab.com/blog/node/270

    日本の作者さんによるクリップボードユーティリティ(GNU GPL)。QTClipもどき、だそうです。よく使う文字列をすぐひっぱり出せるような機能がClipMenuにあったらな〜と以前から思っていたのですが、こちらを併用して補うことにしました。自動ペースト無効、ホットキーが固定など、まだ開発途上な感じはしますが、テキストエディタで編集、階層化もできる仕様は、カスタマイズに柔軟に応じてくれそうでうれしい。今は、罫線やラテン文字の登録くらいですが、少しずつ育てていきます。(前述のJotterとメニューバーアイコンが、計算アプリCalqとホットキーがかぶってしまっているのが惜しい!)
     
  • FinderPop
    http://www.finderpop.com/

    コンテクスト(コンテキスト)メニューから利用できる多機能ランチャー(ドネーションウェア)。10年以上もmacを使っていてこれを知らないなんてどれだけモグリなんだ! と言われてもおかしくないような有名アプリ。のようです。知らなかった…。望んでいたclippyとの連携は残念ながらうまくいかなかったのですが、便利そうなので引き続き利用中。これでコンテクストメニューからMacintosh HDが引き出せるようになったので、メニューバーにあったXmenuはお休みさせています(勇退かも)。少しずつ慣れていきたいな。
     
  • Menu Editor(firefoxアドオン)
    http://menueditor.mozdev.org/

    Firefoxのコンテクストメニュー整理拡張。コンテクストメニューが便利になってくると、気になるのが、Firefoxコンテクストのぐちゃぐちゃさ加減。本当は一番よく使うアプリであるfirefoxでこそFinderPopを使いたいところだけれど、やり方がよくわからないので(今度もっと調べてみる)、腹いせに(?)こちらを導入。標準のもの、アプリにより勝手に入れられちゃったものなど、いらないコンテクストをさくっと非表示。すっきり! 残念ながら、新しいコンテクストを追加することはできないようなのだけれど(今あるものの表示/非表示のみ)、それだけでも価値があるかなと思います。コンテクストだけでなく、メニューバーの整理もできるようです。
     
  • Time Out
    http://www.dejal.com/timeout/

    最後はこれ。休憩促しアプリ(フリーウェア)。体調がよくなるにつれ仕事に没頭しすぎ、毎日首がコリコリなので、導入してみました。任意の時間ごとに(例えば1時間)、任意の分数(例えば5分)、macの画面が薄い透明グレーにフェイドアウトして、休憩を促してくれます(色/透明度、変更可)。休憩は必要。だけど、仕事の最中に急に画面がブラックアウト、とかいうのは困るので、この、徐々に、薄い透明グレーに、というのが細かいようだけれど大事みたい。さらにそのグレー画面から、「5分後に延期」「10分後に延期」「今回の休憩は飛ばす(skip)」もワンクリックで選択可能(延期時間も変更可)、中断するには今ちょっと作業が半端なのよ、というときにはすぐまた仕事に戻れます。プログレスバーで残り休憩時間が一目瞭然なのも◎。スクリプトを走らせることも可。休憩終了時に音を鳴らすことも可。こう書くとかなり高機能だな〜。なにより見た目がかっこいい。おすすめです。

よ〜し、ひさしぶりにオンラインウェア探索でもしてやるぞ〜! とか意気込んでいたわけではないのに(ちょっと今忙しくて、購読してるfeedも未読の山状態)、数珠つながり的にいろいろ入れてしまった今回。何か特別な用途のためのアプリ、というものではなく、システム全体の使い勝手をよくしてくれそうなかわいいものばかりなので、ちゃんと使いこなしていきたいな、と思います。あ〜、(いつになってもmacは)楽しいな。

<2009/2/9>
気に入っていたTime Outですが、導入後、スリープ後にうまくmacが回復しないことがあり、今は外しています。残念。

ムーミンのリフレクター(反射板)

夜道での交通安全に役立つリフレクター(反射板)に、ムーミンのものがありました。これはかわいい。

 
 Herlitz(ヘルリッツ) / Kiilu リフレクター キーチェーン – scope
 http://webdb.scope.ne.jp/herlitz/kiilu/moomin_key/index.html
 キーチェーンタイプ/スパイラルタイプ 各4種 1,260円

冬、日の短い北欧では、5人に1人がリフレクターを着用しているのだそうです。確かに北欧に比べればずっと緯度の低いイギリスでさえ冬になると3時半ぐらいで薄暗くなってきていましたので、納得です。

デザインはこども向きですが、いや、こども向きだからこそかな、ヨーロッパ規格(EN13356規格に準拠)に従って製造されているそうで、安心。

お値段も手頃ですし、一人歩きの増える小学校入学のお祝いなどにも気が利いているかもしれません。

国分寺丸井・駆け足

ひさびさの国分寺。ようやく金曜に行ってきました。駆け足雑感です。

まずは6F無印。スペース的には、立川ルミネと同じかもう少し小さい感じでしょうか。同じようなスペースに通路を広くとって(よく言えば)ゆったり商品が置かれているので、アイテム数はかなり少ない印象です。こども服、低いテーブルと椅子が配置されたオシャレな雰囲気でしたが、点数は少なく、お手頃価格に〜コーナーも見当たりませんでした。他のコーナーでもこのお手頃〜は見当たらず、もしかして置かない方針?  行く前は、西友の方は閉じてこちらに移るのかなとも想像していましたが、もしそうだとしたら、ここだけだとちょっと物足りない品揃え。やはりあちらも閉じずに2店舗体制でいくのかもしれません。

それからユニクロ。これが残念、わたしの勘違いで、無印と同じ10日オープンかと思いきや、30日だそう。中央線沿線最大のユニクロ、お預け〜。ほか、2Fと3F(3Fと4Fだったかも)の他の店舗たちも30日にオープンを控えているようです。

その他、同じく6Fに、おもちゃ屋、kid’s nest。以前の雑多な雰囲気よりはぐっとおしゃれな感じに(違う店なのかな?)。大人がフラリと入ってもさほど違和感はないかもしれません。品揃えは、まぁ、よくあるメーカーのもの中心ですが、さりげなくベビーコロールがあったのがうれしい。それから特筆すべきは、ダイヤブロックの充実度。入って左の壁に、ズラリとダイヤブロックの引き出しが並んでおり、カゴに入れて1個単位でバラ購入できるようでした。これは結構めずらしいのでは。わたしはレゴ派になってしまったので利用する機会は残念ながらなさそうですが、ダイヤ派にはうれしいお店になりそうです。レゴもこういう売り方があったら楽しいのに。

GLOBAL WORK。以前からお店自体は入っていましたが、無印・ユニクロ・kid’s nest等と同じ階に配置され、今後、ファミリー向けのラインナップがより充実していくのかもしれません。ここのこども服、案外いいのですよね。サイズ表示がかなり大雑把なので笑いながら(こどもが一緒でないときは)自分の勘を頼りにサイズを選ばなければならないのですが、無印ユニクロばかりでは単調になりがちなこどもタンスに、ちょっとしたニュアンスを加えてくれます。色味がよくて、シンプルだけど無機質でなくて、やわらかい生地が多いのに案外丈夫で、価格も抑えめで。最近はシーズンごとに数点購入しています。

それからそれから、お店ではなく、こどもコーナー kids play land。以前のものすごく広いキッズコーナーから、マットとロディだけのコーナーに替わり、そして今回またリニューアルしたわけですが、これがなかなかよさそうでした。広さはさほどではないけれど、必要なものがコンパクトによくまとまっている印象。わたし一人だったのでざっと見て来ただけですが、以前と同じくらいのマットコーナーの後ろに、親子がちょっと休めるソファ+こども椅子+自販機のコーナー(ガラス張り)があり、その奥には(こちらは外から見えづらい配置で)おむつ替え+授乳コーナーが。先日までのマットのものは、四方がぐるりと開放になっていてなんとなく心許ない感じがしていましたが、今度のものは壁沿いで、もう少し落ち着きそう。ここ目的で長時間遊びにくる〜という感じではないけれど、休憩場所としてはおすすめです。

7Fには、文房具のB-STOCK。以前から高級指向の文房具屋さんでしたが、リニューアル後はより一層そちら方面に。Moleskine、RHODIA、トラベラーズノート、各種万年筆など。わたし的には大歓迎ですが、どこまで需要があるのかな〜とちょっと心配も。このレベルが保たれるといいのだけれど。うれしかったのは、以前は扱っていなかった(あるいはもしあってもごく少量だったはずの)G.C.PRESSが大量にラインナップされていたこと。G.Cについてはかなりうるさい(と言ってもあくまで客としてのレベルですけれど)つもりのわたしでも、見たことのない柄がいくつかありました。このあたりのG.C取扱店としては、立川伊勢丹の丸善と同等かそれ以上かも。一方、ある程度まとまった取り扱いでないと扱わせてもらえないというウワサのG.Cに追い出された形でしょうか、最近、少しずつレベルをあげているように思えるmidoriの便箋封筒類はほとんど(まったく?)ないようでした。

が、そのmidori、こちらにはありました。B-STOCK向かいのLoFT。先日、立川伊勢丹で売り切れていたmidoriの伊予和紙シリーズ、ここにはバッチリ(でもないけど)残っていて、軽く興奮。向かいにLoFTがあるとなると、確かにB-STOCK、生き残る道は高級指向とならざるを得ないのかもしれません。このLoFT、立川より大きいと思います。明るくさっぱりした雰囲気の立川店に比べると、もうちょっと吉祥寺店寄りな雰囲気? あまりLoFTには詳しくないので語れませんが、文房具コーナーだけを見るかぎり、立川の1.5〜2.0倍くらいの充実度に感じました。G.C.、midoriの他、Rollbahnなど。今後、利用しそうです。

丸井(とエル)の駆け足は、以上。

その後、ちょっと用事があって、西友無印の方にも寄ってみましたが、こちらも(ちょっと商品は少ないようにも感じたけれど)普通に営業中。やはり2店舗体制?

また、気になっていた、This is the burger にも初来店。800円だかのアボカドバーガーを食べましたが、おいしかったです! お肉の風味もちゃんとしておいしかったのだけれど、なによりバンズがおいしかった。ランチタイムだったので、ドリンクとポテトつき。スタンダードなハンバーガーならば650円だそうなので、macでセットにするのとさほど変わらないのでは。国産ビーフ100%(追記(2008/11/10):確認して書いたつもりだったけれど、週末、再度足を運んだところ、お店に「オージービーフ+国産牛」というような表示が。わたしの勘違いだったみたいです)、野菜にも国産のものを使っているみたい。レタスやトマトなど野菜もたっぷりで、ハンバーガーにしては健康的? これからもちょくちょく利用しちゃいそう。

楽しい一日でした。

近況報告など

きょうは、病院帰りに立川周辺を回ってきました。

まずは、お気に入りのグランドホテルのランチバイキング。立川のホテルバイキングというとパレスホテルのものが有名なようですが、質は断然こちらの方が上と思います。11Fなので景色もいいし(と言っても立川なので大したものが見えるわけではありませんが)、スタッフもより訓練されている感じ。なにより前菜にあたる洋風総菜たちが丁寧につくってあって好感が持てます。スープもおいしい。一応、売りはローストビーフということになっていますが(やわらかいお肉でなかなかおいしいです、ソースが和風なのも珍しくて好き)、それ以外もおざなりでないところが気に入っています。この夏は、吐き気止めの副作用のために過食気味だったこともあり、短期間に何度も足を運んでしまいました。大人1890円。ドリンクも込みです。幼児は525円。

その後、ipod touchをビックで見がてら(携帯で情報が入ってきた新しいmacbookも見られれば〜と思ったけど、まだ発表があったばかりで発売ではないのでした、当然、店には並んでませんでした)、伊勢丹6FでZARAをチェック、それからルミネ7Fで無印をチェック、さらに、ecuteに新しく入ったships系の店を見た後、グランデュオ5FでGAPをチェック。ZARA、無印、ships、GAP、いずれもほたるの秋服目当てでしたが、みな建物が違うのでいつもながら歩かされました〜。ふ〜くたびれた。(そして収穫はなし。)

ほんとは、国分寺の丸井に行こうと思っていたのですけれどね、リニューアルした10日以降まだ行っていないので。でもなんだかんだと立川で時間がかかりすぎてしまったので、そちらはまた次回。無印が入ったのですよね〜。西友の方はどうするのかな。確か少し前に西友が店舗を100店規模で減らすような記事を見た気がするので、もしかしたらその対象なのかもしれません。あと、ユニクロも大きくなったらしいので、そちらも楽しみ。これまで国分寺店はキッズの扱いがなかったのですよね、確か。中央線沿線で最大と聞いたけど、本当かしら。武蔵境にあるユニクロもかなり大きかったと記憶しているけれど。あと、ロフト。無印、ユニクロ、ロフト、と、なんだか立川ルミネと同じようなラインナップになってしまったけれど、そう言えば、丸井と言っても、丸井は1-5F、それより上階はJRの駅ビル系(エル)なのでしたね。納得。1Fにできた横浜フランセ、新聞広告でずっと気になっていたのだけれど、このあいだ初めて食べて、おいしかったです。1000円で12個だったかな? ちょっと自分の普段のお菓子用というわけにはいかないけれど、ちょっとしたおみやげによさそうです。

それから、帰りがけ、今朝、こどもを(遠足で)駅まで送っていったときにはじめて気づいた、最寄り駅近くのカフェに挑戦。外から見たときには、シアトル系(あるいは風)なのかな、あまり聞かないけどチェーンなのかな、と思ったけれど、入ってみたら、どうやらここが一店舗目の個人店(若いスタッフが3人いました)のようでした。豆も、使っている乳製品も北海道製、珈琲はどうやら水出しの模様…? アイスカフェオレ1杯750円は、うちの駅にしてはちょっと高額ですが、内装も家具も食器もいろいろこだわりが感じられるかわいいカフェ、応援していきたいなと思いました。

それからそれから、きょうは、ババが退院してきました。10日ほど前、胸が苦しいと訴え、救急車で搬送、そのまま入院していたのでした。病名は、心不全からくる呼吸困難。もともと身体が強い方ではなく、医者からも「あんたはこれまで3回死んどる」と言われちゃうくらいいろいろ(病気を)やってきたババ、負けん気で生きてるような感じですが、もとからある狭心症に加え、加齢から心臓の弁がうまく動かなくなってきているとのことでした。搬送後、少ししてだいぶ顔色もよくなり、翌日には食事もできるように。病院嫌いの本人は早く帰りたがっていましたが、肺に水がたまっているとのことでそれを抜くためと、検査のため、しばらく入院となりました。搬送当日、これはまあなんていうか形式的なものだと思うのですけれども、万一容態が急変した場合、心臓マッサージならびに呼吸器(?)をつけるかどうか、ということを聞かれたのですね。わたしは、ババの搬送後しばらくの様子から今回はまあそういうことにはならなそうだなと思ったし、また一方で、ままのことがあってからババにもいずれそう遠くないうちにそういうことが起こりうるだろうことは覚悟も多少はできてきたので、冷静にフンフンと聞いていたのですが、じじはちょっと動揺していたみたい。まだあまり覚悟ができていなかったのだろうなぁ。また、入院中は、ババがいつもやってくれている洗濯物たたみと食器洗いをわたしとじじで手分けしてやったわけですが、じじ、ババのありがたさをちょっと実感したみたい。わたしは、じじばばが山梨に行っているときなどに体験しているので、わかっていたのですけれどね。そんなこんなで、ババに対してちょっとえばリん坊だった最近のじじですが、ちょっと意識が変わったかも。これは今回の収穫。入院中、ほとんど歩かずベッドのカーテンの中だったらしいババ、足腰があからさまに弱ったのと、認知が進んだかなぁ、と思えるのが、残念な点。身体も精神も少しずつ家でリハビリ、回復してくるといいけれど。

わたしの方は、先週とうとう6クール2週目、最後の抗がん剤点滴を終えました。週末にはだいぶ吐き気やだるさもとれて、ああ、いよいよ終わりが見えてきた…! としあわせな気分です。まだあと1-2週間は白血球が減少しているので、終わったーとは言えないのですが(吐き気よりほんとはこの時期が危険)、白血球減少は何事もなければ生もの食べたときに激しくお腹を壊すくらいなので、吐き気よりは全然楽(トイレにすぐ駆け込める状態での下痢はそんなに嫌いじゃない)。風邪など気をつける必要はあるけれど、気持ち的はもう終わったも同然。わほーい! ま、この後まだ、放射線治療、ホルモン治療と、治療は5年くらい続くわけですけれども。

そんなこんなで、家族みな、まあ、それなりに元気に(?)過ごしてます。